【本日のアゲ本】逆算思考で、“おばさん化”に抗うべし!

『LIFE IS BEAUTY―美しく幸せに生きるための逆算思考』

藤原美智子 著/集英社

 

残り70年の人生を美しく生き続けるための、30代へのアドバイス

30代になると、今の若さや美しさを失っていくのではないかと、だんだん歳を取るのが怖くなる方もいるかもしれません。

いくつになっても綺麗でありたい。いやむしろ、歳を重ねるごとに芯のある美しい女性でありたいと願うエッジーナの皆さんに是非、一読をおすすめしたいのが本書。

 

著者は一流メイクアップアーティストの藤原美智子さん。60代で今なお美しさを保ち続けている彼女が、ご自身の経験や失敗談から学んだ「美しく幸せに生きるための逆算思考」を余すところなく伝授してくれます。

 

20代はがむしゃらに働き、暴飲暴食して遊び、自身のメイクやボディケアもあまり気にせずに過ごしてきたという藤原さん。

そんな彼女のターニングポイントとなったのは、34歳で事務所を立ち上げた頃のこと。

がむしゃらな20代を駆け抜け、30代前後になると誰しもが自身の未来を見る余裕が少しなりとも出てくる時期。それゆえに、不安や焦りを感じることも多いと藤原さんは言います。

 

ただ、この悩みは自身の“”を作り上げるためにも必要なこと。そして、この大人でも子どもでもない30代に、10年後、20年後の理想の姿を考えて今やるべきことを明確にする「逆算思考」が大切なのだそうです。

 

本書は美容に関することはもちろん、仕事や人間関係、結婚、女性としての生き方など、30代女性が直面する様々な関心ごとや悩みについて、理想の未来を実現させるために今やるべき的確なアドバイスが散りばめられています。

 

また、本書のテーマである「いつまでも美しくあり続ける」ということは、外見・内面ともに“おばさん化”しないで生き続けること、と言い換えることもできます。

 

藤原さんは「女性という生き物になれてしまったときから人は“おばさん”になる」と述べ、恥じらいという繊細な感覚を忘れず、身なりに妥協せず、自身をアップデートし続けることの大切さを説いています。

 

「人の目を気にしなくなってきた」「気持ちがだんだん楽になってきた」と思い始めた頃が、おばさん化するターニングポイント。

ここで高い向上心を持って自分を磨けるかどうかが、その先ずっと美しくあり続けられるかどうかの分かれ目なのです。

 

こうした藤原さんのアドバイスは、30代はもちろん、40代や50代の方が読んでもハッとした気づきや共感を得られるのではないでしょうか。

 

「若さゆえの美しさは儚(はかな)いもの。でも積み上げる美しさは自信と輝き、そして生きる力になる」

 

このように、前向きになれる素敵なメッセージがいっぱいあるのも本書の魅力。歳を重ねるごとに芯のある美しい女性でありたいと願う全ての人の背中を押してくれる良書だと思います。