【エッジーナの処方箋】意外と多い!女性の薄毛を改善しよう

薄毛といえば男性の悩みだと思われがちですが、最近は女性でも薄毛に悩む人が増えています。お風呂場の排水口に大量の髪の毛がたまっていたり、鏡を見て「最近髪のボリュームが減ってきたな」なんて思ったことがある方は、もしかすると髪が薄くなってきているのかもしれません。

今回は、女性が薄毛になる原因や代表的な症状、また薄毛を改善するための対策についてご紹介します。

〈目次〉

  1. 女性が薄毛になる原因と代表的な症状
  2. 薄毛対策1:生活習慣を見直す
  3. 薄毛対策2:育毛剤や内服薬で改善する

1. 女性が薄毛になる原因と代表的な症状

 

女性が薄毛になるのはさまざまな原因があります。代表的なのが、加齢に女性ホルモンの減少や、ストレス、生活習慣の乱れなど。

以下、女性の薄毛の代表的な症状をご紹介します。

 

びまん性脱毛症

頭髪全体が薄くなる脱毛症で、生え際ではなく、つむじや頭頂部から症状が進行するのが特徴。ホルモンバランスや生活習慣の乱れなどが原因だと考えられています。

 

FAGA(女性男性型脱毛症)

男性の薄毛といえば、AGA(男性性脱毛症)が有名ですが、FAGAは「女性における男性型脱毛症」と呼ばれる症状です。40代以降の女性が発症することが多く、加齢により女性ホルモン減少し、男性ホルモンが優位に立つことで薄毛が進行すると考えれられています。

 

牽引性脱毛症

ポニーテールのように髪の毛を引っ張るようなヘアスタイルや、分け目を変えずにいることなどが原因で起こる脱毛症。年齢に関係なく起こり、分け目が目立ったり、地肌が見えるようになったりします。

 

2. 薄毛対策1:生活習慣を見直す

 

薄毛を改善するには、以下のような生活習慣をあらためることが大事です。

 

栄養バランスの偏った食事

栄養バランスが偏った食事ばかり摂っていると、髪の毛の成長に必要な栄養素が髪に行き届きません。野菜のほか、髪の主成分であるケラチンに欠かせないタンパク質を積極的に摂取するよう心がけましょう。

 

短い睡眠時間

睡眠時間が短いと、髪の成長に必要な成長ホルモンの分泌が妨げられてしまいます。十分な睡眠時間を確保するほか、睡眠の質を下げるような就寝前のスマホの使用などは避けましょう。

 

 喫煙

喫煙によって血管が収縮すると、血行不良が引き起こされ、頭皮に栄養が行き届きにくくなる可能性があります。喫煙の習慣がある場合は、髪の毛のためにもぜひ禁煙することをおすすめします。

 

運動不足

運動不足も血行不良を招く原因のひとつです。ウォーキングやヨガなど、適度な運動を日常に取り入れましょう。

 

髪に負担をかけるヘアスタイル

毎日髪の毛を結んだり、分け目を変えずにいると、牽引性脱毛症になる恐れがあります。髪の毛はなるべく緩く結ぶようにしたり、分け目を毎日変えるよう心がけましょう。

 

3. 薄毛対策2:育毛剤や内服薬で治療する

生活習慣の改善と平行して、育毛剤や内服薬を使うとさらなる効果が期待できます。

 

育毛剤の使用

いまや男性用の育毛剤を上回るほどに種類が豊富な女性用の育毛剤。薬局などで簡単に入手することができます。使用する際は、効果を早めようと一度にたくさん使用するのは逆効果。決められた量・回数を守り、正しい使用方法で使うことが大切です。

 

内服薬「パントガール」の服用

世界で初めて効果と安全性が認められた、女性専用・薄毛改善の内服薬であるパントガール。薄毛の中でも、びまん性脱毛症を改善する効果が期待できます。即効性はなく、効果を実感するには最低でも3~6ヶ月は継続して服用する必要があります。

なお、服用の際は必ず医療機関で医師にご相談ください。

 

以上、女性の薄毛を改善する方法をご紹介しました。髪は女の命。正しい対策方法を知って、大切な髪の毛を守りましょう!