『編集長ぴつこの悩み相談』ちやほやされたきゃ、ぶりっ子しな! 自称サバサバ系女のキャラ変

ぴつこさん、こんにちは。28歳、OLのあーちゃんです。実は職場のことでご相談があります。同期入社のA子という女性がいるのですが、女性の私の目から見ても美人でも可愛くもないのに、またそんなに仕事ができるわけでもないのに、男性社員から人気があります。

 

そして、A子はいつも男性社員の前では、1オクターブ声が高くなります。ようするにぶりっ子です。女性の私から見るとあまりにもベタだし、あからさまです。このことが原因で、以前は仲の良かったA子とも最近は飲みにも行っていません。

 

私は、どちらかといえばサバサバ系女子です。でもA子よりも美人だし、仕事もできると思っています。何とも言えない不条理感でいっぱいです。さらには今年入社した女子の新入社員がいて、男性社員はその娘をちやほやしています。少しずつ焦りを感じている自分がいます。今後、社内で愛されるためには、私もぶりっ子したほうがいいのでしょうか?

 

 

ぴつこ「ちやほやされたきゃ、ぶりっ子しな

 

根津「ズバリ、回答だしましたね」

 

ぴつこ「もうこれは鉄板で何も言うことなし!ちやほやされたいなら、ぶりっ子が一番

 

根津「ちょっと、二行で終わってしまっては困ります! 理論を!」

 

ぴつこ「OK! それにしても、なかなか廃れないわねぇ、ぶりっ子って。アタシはまだ昭和から令和までしか知らないけど、あいも変わらずぶりっ子は一定の人気があるわよねー」

 

根津「女性には嫌われますが、やっぱりぶりっ子は需要ありますね」

 

ぴつこ「弱い女を演じると男ってのは守りたい!とか思っちゃうのかしらねぇ。でも、王道よね。王道ってのは強いのよ

 

根津「フェミニストと怒られるかもしれませんが、ぶりっ子というか甘え上手な女性に男は弱いです

 

ぴつこ「さて、あーちゃん。あーた、ほんとにぶりっ子できる? できるならすりゃーいいのよ。サバサバ系って自分で言っちゃう女もどうかと思うけど、どうかと思うっていうのは、ホントにそうなのかしら? ってことね。サバサバしてる女を気取ってるだけでさ、根っからのサバサバだったら、ぶりっ子のこと眼中にないってなぁもんで、気になったりしないんじゃないかしら?」

 

根津「確かにサバサバしてるとか、男っぽいって言われるの。という女性に限ってネチネチしていたり、愚痴っぽかったりしますね」

 

ぴつこ「今の職場でいきなりサバサバ系がぶりっ子に変貌するのは、整形して会社に行くようなもだから気がひけるわよね。だったら職場を変えなさい。そこで、ぶりっ子発動。これで解決よ!

 

根津「でました。ぴつこ編集長のムチャぶりキャラ変更で転職ですか?

 

ぴつこ「あら、ごめんなさい。あーちゃんは、職場でNo.1のポジションを取りたいのよね? 新入社員の女子にもライバル心を燃やしてるってことは年下女になんか負けないわよってことでしょ? だったら、No.1を取るための戦略を練るべきよ

 

根津「なるほど」

 

ぴつこ「脳科学を研究して、イメージトレーニングの日本におけるパイオニアなんて言われてる西田文郎先生という人がいるの。アタシはすごく尊敬してる人に教えてもらったんだけど、この先生が『No.1理論』って本を書いてるのよ。この本によると、No.1になるためには、願いを強く具体的にイメージしなさいって言ってるわ。ぼんやりした願いじゃダメよ。なんとなくモテたいなー、とかじゃなくて、職場でNo.1を取る! ってことね。職場でNo.1ってことは男子の大半があーちゃんをお気に入りってことかしら。既婚してるおじさまなんかも含まれちゃいそうだけど、面倒だからそういう人も含めたっていいわね」

 

根津「肝は願いを強く具体的にイメージですね!」

 

ぴつこ「まずは、職場でNo.1モテ女の称号を取る! という思いを強く持つこと。その時に大事なのは、No.1になりたいなぁ~ っていう弱気な願望を持たないこと。No.1になれる!と思うことが大事なの。きっと、あーちゃんは、これまでの記憶から、A子がちやほやされてたし、とか、新入社員の若手に男は目をハートにしてるし、なんてネガティブな感情が湧いてくると思うのよ。でもね、これがNo.1になれない女の証だと思って! 脳にマイナスイメージがあるってことが、あーちゃんをNo.1にするための最大の敵と思うべきなのよ」

 

根津「ネガティブ脳、退散ですね。ぴつこ編集長が織田無道に見えてきました」

 

ぴつこ「アンタの減らず口も退散させてやろうか」

 

根津「ぎゃふん!」

 

ぴつこ「アンタ、令和にもなって、ぎゃふん!って、こわいんですけどー ホント、しょうもない!」

 

ぴつこ「さて、ここで質問。4つの項目に答えてみてくれる?

 

今までのあなたの人生は“ついていた”と思いますか?

今のあなたは“自分はとてもついている人間だ”と思いますか?

今、あなたのまわりには“ついている人”がいますか?

今、あなたは“ついている人”とつきあっていますか?

 

ぴつこ「どうかしら?」

 

ぴつこ「このすべてにYESと答えた人は、100%ついている人だって西田先生は言ってるわ

 

ツキを呼び込むには

 

・プラス思考の人とつきあう

・能力の高い人とつきあう

・マイナス思考の人は避ける

・言い訳、グチ、悪口をいう人は避ける

・責任転嫁する人は避ける

・ツキのない人は絶対に避ける

 

ぴつこ「というのが有効だそうよ

 

ぴつこ「あーちゃん、まずNo.1になれると具体的に強く思うこと。そして、ツキの法則を使ってツイてる人になるっていうのがいいんじゃないかしら」

 

根津「“類は友を呼ぶ”ですね。毎日のおこないが肝心だと」

 

ぴつこ「ぶりっ子がどーだとか、若い子がどーだとかじゃなくって、あなたが一番になればいいんじゃない?なれるかどうかは、あーちゃんのイメージ次第よ!」