【エッジーナの処方箋】正月だからこそ親孝行を!

 

お正月ぐらいはしっかり親孝行がしたい」と考える人は少なくないでしょう。しかし頭では「親孝行しなきゃ」とは思っていても、照れくささもあって、なかなか行動に踏み出せない人もいるかもしれません。まして親と疎遠だったり、あまり仲がよくなかったりする人にとっては少し勇気がいる行動ですよね。

 

そこで今回は、親孝行に少し抵抗がある人が「親孝行がしたい!」と思える気持ちの作り方と、お正月におすすめの「親孝行の方法」をご紹介いたします。

 

 

 

 

[目次]

■アナタを育てるのに親は一体いくら使ったのか知ろう

■親は自分に2000万円を投資してくれた恩人という気持ちでおもてなしを

■正月は親と過ごしてみよう

■まとめ

 

■アナタを育てるのに親は一体いくら使ったのか知ろう

 

親孝行をしたいという気持ちが作るためにはまず、親がいくらくらい自分に使ってくれているかという点についてしっかり考えてみましょう。

 

◇教育費は8003000

子供の教育費はかなりお金がかかります。幼稚園は平均して70万円ほど、小中高では公立ならば500万、私立ではあれば1500万。さらに大学に進めば、国公立ならば250万、私立であれば500万円は必要になります(さらに生活費などもかかります)。合わせてみると一番安くても800万、私立に進んだら3000は必要です。

 

◇子育てにかかる時間や労力

忘れてはいけないのは、子育てには時間や労力も使うということです。20年間、子供について考えたり、いろいろなことを教えたり、叱ったり、学校行事に参加したり、そうした時間と労力をもしも仕事に当てていれば、どれだけ少なく見積もっても1000万円くらいは稼げると言っても言い過ぎではないでしょう。

 

■親は自分に2000万円を投資してくれた恩人という気持ちでおもてなしを

 

つまり合計すれば、親はあなたを育てるために、最低でも2000万円ものお金を投資していると言ってもよいのです。

 

それを踏まえて親孝行がしたくなる考え方をご紹介します。

 

◇もしも勤め先などで2000万を投資してくれる人がいたら、どのように対応するかを考える

もしあなたが勤め先などで2000万円のお金を投資してくれる人や、取引してくれる人がいたら、どのように対応するかを考えてみましょう。そのような恩人にはもちろん、いつも丁寧な対応を心がけ、できるだけ恩返しをする機会を探すのではないでしょうか。

 

◇自分が親になった姿を想像する

自分が親になって、大切に子供を育てたところを想像してみましょう。2000万円と20年の時間を注ぎ込んだにもかかわらず、成人してしまったら、年に1回の連絡も取らない、顔も見せないとしたら、あなたはどういう気持ちになるでしょうか。「親捨てた報いで子にも捨てられる」という言葉もあります。自分に置き換えてみると、親孝行をしないわけにはいかないと思えてくるはずです。

 

■正月は親と過ごしてみよう

 

では、具体的におすすめの親孝行の方法を3ご紹介いたします。

 

◇一緒にお正月を過ごす

実は「親孝行」と言っても、特別なことをする必要はありません。一緒に過ごしてあなたの近況を報告したり、親の話を聞いてあげたりするだけで十分なのです。もしお子様がいるならば、その顔を見せてあげれば、それ以上の親孝行はありません。

 

◇一緒に旅行に行く

一緒に旅行でリフレッシュするのもおすすめです。年配の方にはゆっくり体が休まる温泉もいいですし、家族の思い出の地に訪れるのもよいでしょう。「あの時あんなことがあった」「こんなことがあった」など、きっと話も弾むはずです。

 

◇プレゼント

マッサージ機といった健康器具や、料理を楽にしてくれる多機能の調理器具、あるいは落語や歌舞伎などご両親の趣味があればそのチケットを贈ると喜ばれます。また好きな食べ物があるならば、今はネット通販などで簡単に本場の商品が手に入りますので、取り寄せてプレゼントするのもおすすめです。

 

■まとめ

 

今回はお正月休みに親孝行をする気持ちの作り方と、具体的な親孝行の方法についてご紹介いたしました。

 

きっかけや動機はあまり問題ではなく、まずは行動を取ってみることです。行動してみると「親孝行ってなかなか気持ちのいいものだ」と気付くはず。それになにより、大切な人に向けた「ありがとう。」という気持ちが、きっと、「今年もがんばろう!」と普段のお仕事のモチベーションも上げてくれることでしょう。

 

人を本当にやる気にさせてくれるものは、負けん気や野心ではなく、誰かへ向けた心からの感謝の気持ちではないでしょうか?