【本日のアゲ本】ねこ背は百害あって一利なし! 正しい姿勢で人生を変えよう

『ねこ背は治る!』

小池義孝 著/自由国民社(2011年)

 

 

ねこ背が及ぼす身体への悪影響は何となく知っている人は多いと思う。

まず、見た目の問題としては老けて見えるし、背も低く見えてしまう

さらに背筋を使っていないので首や肩に負担がかかりすぎる為、必然的に肩や首が凝ってしまう肩が凝ると血流も悪くなり、肌もくすみがちに

ねこ背の改善策として、“頭の先を糸でつられているような感じで歩く”や“胸を張って背筋を伸ばす”などがあるが、どれも体に力が入り疲れてしまい、結局続かない…

この本はどこで体を支えれば、ねこ背にならないかをイメージ図と文で誰でも理解できるように解説。分かりやすい方法でトライできるようになっている。

早速、私も書かれている方法でやってみたが、これが驚くほど綺麗な姿勢が保てたのだ

足のある場所に体重を乗せるように意識しただけで、背筋が真っすぐ伸びて、立っている態勢も辛くないこんなに体の重みを感じずに立ったのは初めてである

簡単なポイントを押さえるだけで姿勢が整いスタイルも良く見えるし、心なしか肌も明るくなった気がする。何より、気持ちまで前向きになった

この本は世の中に知られていない“本当のねこ背になる理由”が書かれており、ねこ背のメカニズムを教えてくれる。たった4つのことを意識するだけで、ねこ背が改善する優れた本なのだ。おまけに体だけではなく、心まで真っすぐにしてくれる

整体やストレッチ、筋トレをしても、ねこ背が治らなかった人に是非とも読んで欲しい一冊である。