【エッジーナの処方箋】色白肌を守るための効果的な紫外線対策

日差しのつよい夏がやってきました。この季節に欠かせないのが紫外線対策です。美白ブーム真っただ中の現代において「色白=美」であるため、絶対に焼きたくないですよね。また、紫外線を浴びると日焼けするだけでなく、シミができたり肌が老化する原因となります。

色白肌を守るための効果的な紫外線対策や日焼け直後のアフターケアなどについてご紹介します。

〈目次〉

  1. 日焼け止めの正しい塗り方
  2. 日焼け直後に行ってほしいアフターケア
  3. 紫外線対策に効果的な食べ物

 

1. 日焼け止めの正しい塗り方

 日焼け対策の代表といえば日焼け止めですよね。でも、正しい知識がなかったり、塗り方を間違えていると、日焼け止めの効果も半減してしまいます。日焼け止めの正しい塗り方をマスターし、万全な紫外線対策行っていきましょう。

 

  • 外出直前に塗るのはNG

日焼け止めを肌に定着させるには、ある程度の時間が必要です。外出する20〜30分前には日焼け止めを塗り、肌になじませておきましょう。

 

  • すり込むように塗らない

日焼け止めを肌にすり込むように塗ると、摩擦によって肌にダメージを与えてしまう可能性があります。塗る時はまず顔の5ヵ所(両頬、額、鼻、あご)の上に日焼け止めを置き、両手で軽くハンドプレスするようになじませていくのがコツです。

 

  • ウォータープルーフやSPF値が高い日焼け止めでも2時間ごとに塗り直す

たとえウォータープルーフやSPF値が高い日焼け止めを使っていても、屋外にいれば汗や皮脂などで落ちてしまう可能性があります。とくに長時間屋外にいるような時は、2時間ごとに塗り直すようにしましょう。

 

 

2. 日焼け直後に行ってほしいアフターケア

いくら紫外線対策をしっかりと行っていても、外出すれば多少なりとも日焼けするものです。日焼けした時に大事なのは、放置せずきちんとアフターケアを行うことです。

  • 日焼け直後はとにかく冷やす

日焼けした肌は、軽いやけどを負った状態と同じ。ほてりが落ち着くまではとにかく冷やしてください。冷たいタオルを顔に当てたり、冷水を浴びたりするなど方法は自由ですが、保冷剤を使う場合は肌に直接あてず、必ずタオルにくるんで使用してください。

おすすめの冷やし方は、冷蔵庫で冷やしたシートマスクをすることです。お手軽な方法なので、ぜひ試してみてください。

 

  • 徹底的に保湿する

日焼けした肌は水分が奪われ、脱水状態に陥っています。冷やすことで肌のほてりが落ち着いてきたら、いつも以上に保湿を丁寧に行いましょう。化粧水はいつも使っているものでOKですが、敏感な状態の日焼け肌には低刺激な化粧水や抗炎症作用のある化粧水がおすすめです。

 

  • 水分をしっかり摂る

日焼け後は肌だけでなく、体内の水分量も減っています。日焼けが回復するまでの間は、1日グラス8杯分の水を摂るよう心がけましょう。水をしっかり摂ることで体の内側から潤い、肌の保湿へとつながっていきます。

 

3. 紫外線対策に効果的な食べ物

紫外線対策は体の外側からだけでなく、内側からも行うとより効果的です。ここでは紫外線対策に効果的な食べ物をご紹介します。

 

  • トマトなど赤い野菜や果物

トマトなど赤い野菜や果物に多く含まれる「リコピン」には、ビタミンEの100倍以上もの抗酸化作用があります。リコピンを体内に取り入れることで生成されるメラニンの量が減るなど、日焼け止めを塗ったような効果があるといわれています。

 

  • イワシやサバなどの青魚

イワシやサバなどの青魚には、日焼けから肌を守ってくれるオメガ3脂肪酸やビタミンDが豊富に含まれています。ビタミンDの生成には紫外線が必要ですが、過度に紫外線対策を行うと体内のビタミンDが不足してしまいます。夏は紫外線対策を行うと同時に、食べ物からビタミンDを摂るよう心がけましょう。

 

  • コーヒーやお茶

コーヒーやお茶には抗酸化物質であるポリフェノールが含まれており、肌にダメージを与える活性酸素を除去する作用があります。ポリフェノールの摂取量は1日1,000〜1,500mlが理想といわれており、1杯に300ml含まれているコーヒーなら1日3杯が目安となります。

 

以上、効果的な紫外線対策や日焼け後のアフターケアをご紹介しました。しっかりと紫外線対策を行ったうえで、夏のレジャーやお出かけをお楽しみください。