【実録!ラクして美魔女〜】 No.023 村田友美子スタジオ「Yumi core Body」探訪②

さてさて、アディダスの戦闘服と美ボディになる夢をバックに詰め込み、「Yumi core Body」のワークショップに、いざ! 出陣。心の中では戦国時代の合戦の合図のように法螺貝の笛の音が鳴っている。

「Yumi core Body」は六本木の出雲神社分社の直ぐ近くにあった。この辺は、勤めている会社からも近いので馴染みがある。言わば、私の庭みたいなものだ。「へ~ こんな所にあったんだ~」と、独り言をいいながら黒いモダンな雑居ビルに入って行った。

「Yumi core Body」の前まで来ると、入口に「入室は15分前」と書かれていた。そう、私は異常なほど方向音痴なので、初めて行くところは30分前に到着していないと気が済まないのである。GoogleMapの登場で昔よりはスムーズに目的地へ行けるようになったが、たまにGoogleMapでキャッチできない場所があり、同じところを不審者のようにグルグル徘徊することもあるので、なるべく早めに家を出ることにしている。しかし、この日は猛暑。早く着いたもののエアコンのきいていないビルの踊り場はサウナのよう。時間潰しに外に出ようかと思うが微妙な時間。のんびりお茶をしている時間はないし、外に出て戻ってくるのも面倒だ。着替えもあるしなと思うと、暑いがここで待つ方が良いと思い、扉のまえでスマホをいじりながら待つことにした。

けれど、やっぱり暑い。まだ、トレーニングもしていないのに汗が噴き出てくる。次々とワークショップの参加者がやってくるが、暑すぎて誰も扉のまえで待とうとする人はおらずUターンして外へ出ていった。瘦せ我慢をして待ち続ける私は、サウナ好きのババアのようにゆでタコ状態。

そして、やっと扉が空き、本の著者でもある村田友美子さんが出てきた。本で見るより顔が小さくて美人であった。ちなみに村田さんは三人のお子さんのお母さんでもあるらしい。キラキラした村田さんに迎えられた、ゆでタコババアの私。一人も子どもを産んだことはないが、はるかに私の方が三人の子どもの母ちゃんのように見える。村田さんを見ると眩し過ぎて、塩を掛けられたナメクジみたいに消えてなくなりたくなる。なんと、年齢も同じだというから驚きだ。

美貌を見せつけられ、出鼻をくじかれた私はダンゴ虫のように背中を丸め、伏し目がちにスタジオに入っていった。アディダスのウェアに着替え、これまたダンゴ虫のように体育座りをしてワークショップが始まるのを待った。

そして、いよいよ、村田さんのワークショップが始まった。まずは、座学で体の色々なことを教わった。村田さん曰く、正しい場所に骨がないと余計ところに肉や筋肉がついてしまうということだった。では、それをどうしたらよいかというと、骨が正常な位置になるように自分で体をほぐして自分で整体をしましょう、ということだった。また、村田さんのトレーニングの特徴は骨盤底筋を引き上げることだ。

※1骨盤底筋を引き上げることで天然のガードルと呼ばれる腹横筋、背骨を支える多裂筋、呼吸を助ける横隔膜の4つのインナーマッスルが連動して動きます。つまり、膣を締めるだけで、4つ同時にインナーマッスルのトレーニングができるということ。カラダに軸が通り、くびれや姿勢、呼吸などにアプローチし、効率的にカラダを変えられるのです。

だそうだ。

聞けば聞くほど、ダンゴ虫の私にはピッタリの運動のようだ。村田さんの話はとても興味深かった。

次回の実践編に続く…

 

※1 著者 村田友美子 「膣を締めるだけダイエット」より抜粋