NY気分もどこ吹く風。東京に帰ってきて何…
【実録!ラクして美魔女〜】 No.024 村田友美子スタジオ「Yumi core Body」探訪③
村田さんの座学で自分の体で何が起こっているのかを分かり始めた私。
要するに日常生活の癖で自分自身の体を歪め、ひっちゃかめっちゃかにしているのだ。スマホやパソコンの使い過ぎで首が前に出て、巻き肩になり、骨盤が歪み土台が崩れる。この崩れた土台(骨)に肉付けしたって、カッコいい体にはなれないのだ。じゃあ、どうすりゃいいのさ、ということを実践で教えてくれた。
まずは、筋膜をほぐして骨が正常な位置に移動できる状態にしてあげることだという。だが、これが悲鳴を上げるほど痛い。筋膜リリース用のデコボコしたポールに片足ずつ前腿に体重をかけて前後に動かす。斜めや横も位置を変えながら同じようにやる。
私が痛みのあまり顔を歪めているとアシスタントインストラクターが「痛い時は声を出した方がいいですよ」とアドバイスをくれた。ん? このフレーズどこかで聞いたことが… そう、パーフェクトラインだ! それなら、慣れたものだと私は出川ばりに「イタイよ、イタイよ!」と言った。現在、私の髪型は右の1/3が金髪なので、「イタイよ、イタイよ!」と言っている姿は、はたから見たら売れない若手芸人の罰ゲームのようだった。私に続き、痛みをこらえていた人たちも「イタタタ…」と声を出し始めた。
次にテニスボールくらいの大きさのボールで細かい所をほぐしにかかる。これも、馬鹿みたいに痛い。けれど、村田さんは涼しい顔でおこなっている。どうやら、慣れてくると痛くも痒くもないらしい。毎日、キチンと実践していれば痛くなくなるのだとか。しかし今は、痛みに耐えてほぐすしかない。
そして、ストレッチなどを加えてながら、村田さんのメソッドの特徴でもある骨盤底筋を引き上げるトレーニングへ。
これが中々、感覚をつかむのが難しい。膣の穴から”しらたきを吸い上げるように”などイメージを伝えてくれるのだが、出来ているのかいないのかさえ分からない。”ウ〇コを尻の穴に巻き戻す感じ”と言われたのが一番イメージが付きやすかった。
そんな、こんなでワークショップを終える頃には楽に綺麗な姿勢が保てる体になっていた。けど、なんでもそうだが続けないと意味がない。続けたところで村田さんのような体型になれるのか問題があるのでは?と思ったのだが、村田さん以外のインストラクターの体型を見ると背の高い低いはあるにしろ体型は同じだった。皆、ほっそりとして姿勢がよく、鎖骨が綺麗に浮き上がったしなやかな体なのだ。
トレーニングも痛いが辛くはない。ということで、暫く通ってみることを決めるのだった。