【エッジーナの処方箋】あなたは大丈夫? 人からもらいがたる「クレクレちゃん」の特徴

「周囲の人に不満だらけ」「恋愛が長続きしない」「人間関係がうまくいかない」これらに当てはまる場合、あなたはもしかしたら「クレクレちゃんになっているのかもしれません。  

クレクレちゃんとは、人からもらうことや奪うことばかり考え、自分からは与えない女性のことです。やっかいなのは、本人にその自覚がないこと。だから、なぜ周囲の人が自分を避けたり疎んじたりするのかが理解できません。 

そんなクレクレちゃんの特徴と、クレクレちゃんのやめ方についてご紹介します。 

 

〈目次〉 

  1. クレクレちゃんの特徴
  2. クレクレちゃんになってしまうのは「自己肯定感が低いから」
  3. クレクレちゃんのやめ方

 

 1.クレクレちゃんの特徴

自分がクレクレちゃんであることに気づくのは難しいもの。ここではクレクレちゃんの代表的な特徴をご紹介します。以下のどれかに当てはまった場合は要注意です。 

 

自分の話ばかりする

クレクレちゃん代表的な特徴、自分の話ばかりすることです。誰だって自分の話をしたいものですが、ギブ・アンド・テイク精神がある人は、まず相手の話を聞いてから自分の話をします。でも、クレクレちゃんは相手のことはおかまいなしに、自分が話したいことだけを一方的に話そうとします。 

また、自虐を装っ自慢話をしたがるのも特徴です。たとえば、「またナンパされちゃった。私ってそんなに軽く見られるのかな」などの発言は、自虐を装ったモテ自慢そのもの。周囲の人は「かわいいからだよ〜」などと言いながらも、内心では辟易しています。 

  

なんでも無料で欲しがる

その商品を買う気もないのに、無料サンプルをもらうことに人一倍労力や知恵をかける。こんな行動がしみついている場合、対価を払わずにモノだけ欲しがるクレクレちゃんになっている可能性があります 

クレクレちゃんが欲しがるのはモノだけにかぎりません。人から情報やノウハウを聞くだけ聞いて、自分からは何の情報も提供しないのがクレクレちゃんの特徴ですこれでは周囲の人が離れていくのも当然です。 

  

彼氏に不平不満ばかり

友だちや職場での人間関係はソツなくこなすのに、恋愛になると途端にクレクレちゃんになってしまう女性がいます。このタイプの女性は、とにかく愛されたがり。彼氏のちょっとした言動に「冷たい」「なんで私の思う通りにしてくれないの?」と不満をもち、自分が本当に愛されているのか疑心暗鬼に陥ります。 

常に自分の愛情を疑われ、要求されてばかりいれば、どんなに優しい彼氏でも彼女といるのが辛くなってきます。そのため、クレクレちゃんの恋愛は短命になりやすいでしょう。  

 

. クレクレちゃんになってしまうのは「自己肯定感が低いから」 

クレクレちゃんと一言で言っても、表面的には色々なタイプの女性がいます。ただし、どんなクレクレちゃんにも共通して言えるのが「自己肯定感が低い」ということ。自分で自分のことを認められないから、過度に愛されたがったり、承認されたがったりしてしまうのです。 

自己肯定感を高めるには、自分で自分を認めるしかありません。ただし、無理やり肯定しようとする必要はありません。大事なのは、嫌いな自分も自分だと受け止め、慈しんであげることです。いきなり自己肯定感を高めるのは難しいですが、いかなる時も自分を大事にすることを忘れないでください。自分を大事にすることが、相手を大事にすることへとつながっていきます 

 

3.クレクレちゃんのやめ方

クレクレちゃんの人付き合いは、人からもらうだけもらって自分からは与えないのが通常スタイル。ここでは、そんなクレクレちゃんをやめるための姿勢や心がまえをご紹介します。 

◆感謝の心をもつ

「クレクレ」の精神だと、与えられているものよりも、与えられていないもののほうに目がいきがちです。  

たとえば、連絡不精でマメに連絡をくれない彼氏に対し、「毎日LINEをくれないなんて、私に対する愛情が足りないじゃないの?」と不満を抱いているとしましょう。でも、彼としては、仕事で忙しい合間をぬってあなたに会う時間をつくることで愛情表現をしているのかもしれません。 

このように、相手がしてくれないことではなく、してくれていることに目を向けて感謝できるようになるのが、クレクレちゃんを卒業する第一歩です。  

◆まずは与える

人間関係は「ギブ・アンド・テイク」だとよく言いますよね。そう、大人の人間関係はまず与えるのが基本です。何ごとも受け身体質で、「相手がしてれたら自分もする」というタイプの女性は、まずは自分から与えることを心がけましょう。 

 たとえば、人見知りで初対面の場では相手から声をかけられるのを待っているタイプなら、自分から声をかけるようにします。こういった行動がいたる場面でできれば、あなたはもうクレクレちゃんなんかではありません。 

 

以上、クレクレちゃんの特徴とやめ方についてご紹介しました。人間関係に不満ばかりだという人は、相手からもらうことや奪うことではなく、「自分が相手に何を与えられるか」にフォーカスしてみてはいかがでしょうか。