「仕事も私生活もなぜかうまくいく女性の習…
【本日のアゲ本】データを正しく読み解く力を身につけ、賢い女性になろう
思い込みやマスコミの情報に踊らされていませんか?
私たちはあらゆるデータに取り囲まれて生きています。でも、そのデータを読み解く力がなければ、世間やマスコミから流れてくる情報に踊らされてしまいます。
たとえば、現代は「3組に1組が離婚する時代」だと言われてますよね。でも、いくら離婚率が上がっているからといって3組に1組は多すぎると感じたことはありませんか? それもそのはず、この数値の裏にはトリックが隠されているからです。
「3組に1組」という数値は、厚生労働省が毎年行っている人口動態統計から「その年に結婚したカップルの数」と「その年に離婚したカップルの数」を比べているにすぎません。この計算方式に従うと、その年に100組新しく結婚するカップルがいて、その年に100組離婚する夫婦がいるとすれば、離婚率は100%になってしまいます。こんなおかしな話はありませんよね。
でも、この離婚率のような例は世界のいたるところに溢れています。そして、データを誤って読み解いてしまえば、人生における重大な判断を間違えてしまう可能性もあります。
本書では、データや事実にもとづいて世界を正しく読み解くため、教育や貧困、環境、人口などといった幅広い分野が取り上げられています。そして、世界を正しく認識するのを妨げる、本能が引き起こす10の思い込みについて解説しています。
以下は、本書で取り上げられている「思い込み」の例です。
- 物事のネガティブな面に注目してしまう「ネガティブ本能」
- ひとつの事例をすべてに当てはめてしまう「パターン化本能」
- 「いますぐなんとかしなきゃ」という思い込みが引き起こす「焦り本能」
データの読み解き方というと、一見とっつきにくく、難解に感じてしまうかもしれませんが、本書では難しい専門用語や数式はひとつも出てきません。誰でも直感的に内容が理解できるよう、わかりやすい事例と平易な言葉が並んでいます。
女性は思い込みが激しいという世間の「思い込み」を吹っ飛ばすためにも、本書で世界を正しく読み解くための方法を学び、知的で賢い女性を目指しませんか。