【エッジーナの処方箋】「冷たい人」から抜け出す方法

あなたは周囲から「冷たい人」だと思われていませんか?

人間関係ではメリットにもデメリットにもなる、サバサバした性格。クールに対応しているつもりが他人を傷つけていたらショックだし、逆に感情的になりすぎても仕事やコミュニケーションで苦労しそう・・・そんなお悩みを持っている方も多いかと思います。

なぜ冷たいと思われてしまうのか?どうやって改善すればいいのか?今回は「冷たい人」キャラから抜け出す方法を解説します!

 

<目次>
1. 冷たい人の4つの特徴
2. 冷たい人から抜け出す方法とは

1. 冷たい人の4つの特徴

■なかなか笑わない
笑顔は人を温かい気持ちにさせて、自然と人を集める効果があります。

笑顔が少ないと、感情が読み取れなかったり、どこかとっつきにくい印象を相手に与えがち。人によっては怒っているように受け取られてしまうこともあります。

でも、実際は好き嫌いで無表情になっている訳ではなく、感情が表に出ていないだけの場合も。表情のせいで誤解されてしまうのは勿体ないと思いませんか?

■自分がよければ他人はどうでもいい
もし、あなたがいつも自分のことばかり考えてしまっているなら、周りからは冷たい人だと思われている可能性が高いです。

たとえば、周りの人が困ったり落ち込んだりしているとき、自分に何らかの影響がなければ思いやりの言葉をかけないような人は、冷たいと思われても仕方ありません。

心の温かい人はとにかく他人本位で動ける人が多くて、他人のことでも自分のことのように感じて動いているのです。

■損得感情で行動している
上昇志向が強すぎる人に多いのが、このタイプ。自分が出世することばかりを考えているうちに、自分にメリットがある人だけと関わって行動してしまう。逆に損することやメリットがないことには絶対に関わりません。

そうすると、相手の状況や気持ちはお構いなしになってしまうため、周囲から冷たい人という印象を与えてしまう可能性があります。損することを積極的に行う必要はありませんが、損得感情抜きに相手を思って行動すれば、いつか自分が困ったときに手助けしてくれる人がいるはずです。

■言い方がきつい
サバサバした性格ゆえに、用件のみを簡潔に事務的に伝える人も多いと思いますが、相手に言い方がきつい印象を与えているかもしれません。

「別にキツく言ったつもりはない」と本人は言うかもしれません。でも、相手がどのような気持ちになるのかをあまり考慮せずにズバズバ指摘してしまうので、相手は自分が思っている以上に心理的ダメージを受けている場合もあるのです。

2. 冷たい人から抜け出す方法

もしあなたが本当に冷たい人だとしても、本当は冷たくないのに勘違いされているのだとしても。その冷たい人キャラから抜け出す方法はあります。では、効果的な方法を見ていきましょう。

■共感していることをアピールする
冷たい人になってしまう一番の問題点は、他人に共感できないこと。そのため共感していることが相手に伝われば、自然と冷たい人だという印象はなくなるはずです。

たとえば、相談されたら話をよく聞いて、まずは相槌を打つこと。これだけでもずいぶん印象が変わります。ちょっとした態度や表情で共感していることを意識的にアピールするようにしていると、いつの間にか自然に共感を示すことができる様になり、周りからの印象もきっと変わるでしょう。

■大切な人を一人つくる
そもそも自分のことばかり考えていて、他人に興味を持てないことが共感できない理由でもあります。もし本当に他人に興味がないのならば、無理に他人に興味を持てというのも酷なもの。でも、たった1人でもいいので、自分にとって大切な人を作ることで大きな変化が起こる可能性があります。

大切な人であれば、その人のことをなんでも知りたくなるし、相手のために何かをしてあげたい、困っているときは力になりたいという気持ちが湧いてくるもの。そういった経験を持つことで、自然と他の人に対しても気持ちに寄り添ったり、優しさを見せることができるようになります。

もし、大切な人がパッと思い浮かばないのであれば、まずは大切な人を作ることから始めましょう。

■他人に貢献する気持ちを持つ
無償の愛を注げとまでは言いませんが、イメージとしては似たようなものです。人に貢献することを覚えれば、他人の痛みや感情、また損得勘定抜きで行動しようと思えるようになります。

損得勘定抜きとは言いましたが、「情けは人の為ならず」という言葉があるように、人に尽くした行動はいつか自分に返ってきます。自分のイメージアップをはかれる、困ったときに助けてくれる存在が増えるという点で考えると、長期的にはむしろ得する行為とも言えますよね。

ただし、あまりイメージアップや見返りにこだわらないように注意。それでは、損得感情で動くこれまでの自分と変わりません。冷たい人から抜け出すために思いやりの心を持つ訓練をするのが目的です。

人に貢献する気持ちを湧き立たせるのには感謝の気持ちを持つことが1番。どんなに些細な事でも感謝の気持ちをもって、自分もそれに応えよう、返そう、という気持ちを心がけてみてください。

 

改めてまとめると、冷たいと言われる人は

・笑顔が少ない
・他人に共感できない
・他人に興味がない
・損得勘定でしか人間関係を作れない

こんな特徴を持っています。

もちろん、自分の性格を無理やり変える必要はありませんが、もし冷たいと思われている、他人から冷たいと言われたことがあるなら、相手への共感を態度で示したり、損得勘定抜きに人の為に動く経験をしてみてはいかがでしょうか?

何か自分の中で変わるきっかけが掴めるかもしれませんよ。