【エッジ―ナの処方箋】優秀な女性に共通する「先回り力」を鍛えよう!

バリバリと仕事をこなす優秀なビジネスウーマン。その方々に共通する特徴のひとつが、「先回り力」と言われています。ちょっとした工夫で他の女性に差をつけられる、とっておきのテクニックをご紹介します。

 

<目次>

1.一歩先回りして、行動する

2.ミスを報告するときは、解決策も提案

3.仕事の管理も、先回りする

4.クレーム対応も、一歩先回り

 

一歩先回りして、行動する

ビジネスの世界では、相手が期待することだけでなく、期待以上の提案をできることが求められています。例えば、プレゼンテーションで相手の想像を上回る提案をしたり、相手の不安要素を先回りして解決するなど。そのためのコツは、相手の思いを想像して、一歩先回りをすることです。

相手目線に立つということは、わかっていても実際にやるとなると難しいもの。「あの人が期待していることは何だろう?」「どんなことを心配しているのかな?」と常に考えることを積み重ねて、ようやく自然に一歩先、一段階上の提案や行動ができるようになるのではないでしょうか。毎日のほんの少しの心がけが、やがて大きな成果の違いとなって現れます。

 

ミスを報告するときは、解決策も提案

いくら優秀といっても、人間は皆ミスをします。しかし、このミスをした時こそがチャンスと言われています。ミスをどのように報告するかが、優秀な人とそうでない人との分かれ道なのです。

まず、自分のミスを報告するときは、嘘や隠し事をしないのが第一の鉄則と言います。そして優秀な人は、自分のミスを正確に報告するだけでなく、そのミスの解決策を同時に提案できるのです。解決策をどう実行するかを最終的に判断するのは上司やクライアントですが、自分のミスに責任を持って解決をしていく姿勢が、信頼を取り戻す第一歩なのではないでしょうか。

 

仕事の管理も、先回りする

社会人であれば、決められた期日までにキチンと仕事を終わらせるのは当然のこと。しかし優秀な人は、さらに先回りをしていると言います。簡単に言えば、期日内に仕事を終わらせるだけでなく、その先に待ち構えていそうなことを想像するのです。その先回り力が、トラブルを未然に回避し、次の仕事をスムーズに進めるためのキーポイント。さらに次の仕事を自ら提案し、その準備もできていれば周囲の評価はぐんと高まると思います。

 

クレーム対応も、一歩先回り

 

仕事は常にスムーズに進むことばかりではなく、クレームやトラブルもつきものです。しかし、優秀なビジネスパーソンは、その対応も違うと言います。

例えば、クレームになったとき、相手を想う行動で一歩先を行くのが特徴。まず相手の立場に立ち、相手の言い分を丁寧に聞く。さらに、相手がしてほしいと思っている対応を超えるものを用意することで、低評価を高評価に変えてしまうのです。

そのためには、相手の本心や、こうして欲しかったのに……という心の声を聞き出し、形にしていくことが大切。それができると、クレームを上手に処理するだけでなく、クレームを言った相手や、職場の仲間たちからの信頼も得られます。まさにピンチはチャンス。いつも先回りのアンテナをピンと張っていれば、未来が人よりも見通せるようになるのです。

 

上記の特徴をまとめると、優秀な人は他人よりもちょっと先回りをしたり、相手がどのように感じているかを素早く把握することができる人と言えるのではないでしょうか。なお、このような「気配り・目配り・心配り」は、一般的に男性よりも女性のほうが得意だと言われています。紹介した4つのメソッドを使えば、一歩先ゆく優秀な女性という評価が得られるはず。ぜひ、できそうなことから始めてみませんか?