バリバリと仕事をこなす優秀なビジネスウー…
【エッジ―ナの処方箋】戦略的な昼寝で、仕事の質を高めよう!
仕事中や会議中、もしくは昼食後に猛烈な睡魔に襲われたことありませんか?それはあなたが怠け者だからでも、仕事に集中してないからでもありません。
実は今、職場で「昼寝」を許可する会社が続々と増えているんです。実際、インターネットで「昼寝」「グッズ」などと検索すると、オフィスでの昼寝を快適にする便利なグッズが次々と出てきます。また、先進的な企業では昼寝を戦略として位置付けて推奨している例も。今回は仕事の効率を上げる戦略的な昼寝についてご紹介します。
<目次>
1.眠らなくても構わない
2.眠る時間は30分以内
3.しっかり体を休める
4.午後3時までに寝る
5.目が覚めたら快活に!
6.まとめ
1.眠らなくても構わない
昼寝だからといって、熟睡する必要はありません。疲れをとり、午後の英気を養うためには、うたた寝でも体を横たえるだけでも十分。体を横にすることで、筋肉と内臓への血流が増えて、体や脳の疲れを取り払ってくれるからです。できれば、ただ机に突っ伏すのではなく、体を横にしたほうがその効果は2倍にも3倍にも感じられるでしょう。
2.眠る時間は30分以内
長い時間昼寝をしてしまうと、脳は熟睡モードに切り替わってしまいます。結果、起床後も慢性的な眠気が続いてしまう恐れも。できるだけレム睡眠に留めるのがコツ。熟睡するのではなく、うつらうつらとするだけで構いません。時間も30分を限度にしましょう。
3.しっかり体を休める
これはビジネスウーマンにとっては、いちばん難易度が高いかもしれません。周りのことが気になったり、目はつぶっているのに頭はフル回転……なんてことも。でも、休む時はとことん休むことが大切です。考え事はいったんシャットアウトし、お休みモードへシフトしましょう。より質を高めるなら、時計やアクセサリーは外し、靴も脱ぐ。光のある場所ではアイマスクを利用し、音がある場所では耳栓を装着するぐらいの徹底ぶりが効果的です。
4.午後3時までに寝る
遅すぎる昼寝は、体内リズムが乱れる原因にもなり、夜に眠れなくなることも。通常の体内リズムであれば、午後2時頃に強い眠気が生じるので、その時間の前後をうまく利用して昼寝をしましょう。
5.目が覚めたら快活に!
昼寝から目覚めたあとにボーっとしていたら本末転倒です。昼寝後は全開の集中力で活動に戻っていけるように、目を覚ます工夫をしましょう。たとえば、光を浴びる、冷たい水で顔を洗う、近くにいる人と会話をする、階段を使って1フロア上がるなど。少し眠くても、すぐにカラダと脳が目覚めてすっきり快適な気分になるはずです。
6.まとめ
厚生労働省健康局が発表した「睡眠指針」でも、「午後の早い時刻に30分以内の短い昼寝をすることは作業効率の改善につながる」と報告されています。つまり、昼寝を効果的に活用すれば、午後からのパフォーマンスを戦略的に上げられるということ。もしも会社が昼寝に消極的なら、昼寝の効果を総務部などに提案してみるのもいいのではないでしょうか?そしてみなさんも「戦略的な睡眠」にチャレンジしてみてください。きっと今まで以上に仕事の効率が上がるはずです。