【実録!ラクして美魔女〜】 No.038 アラフォーからの矯正歯科選び①

只今、絶賛矯正中の私。かれこれ、矯正を始めて一年経った。

 

元々、歯並びにコンプレックスはあったものの、生きてるだけで丸儲けという強いメンタルを持ち合わせていたので、歯のことで人から“からかわれる”ことなく18歳を迎えていた。

 

ちょうどそのころ、姉が歯科医師と結婚。それをチャンスとばかりに義兄となった歯科医師に見栄えを良くしてもらうため、ガチャとしている歯を差し歯にしてもらったのだ。良心的な歯科医師の義兄は健康な歯を削るのに抵抗があったようだが、お年頃だった私は可愛くなりたい一心で治療をしてもらった。

 

それから20数年、老化と共に歯に歪みが生じてきたのだ。やはり、これは抜本的な見直しが必要なのではないかと考え、歯科矯正を探した。のちに、義兄に相談すべきだったと後悔したが、義兄は歯科矯正を専門としていないし、歯科医院も忙しいようだったのでトップシークレットとして、この抜本的歯並び改革を遂行した。

 

まずは、お得意のGoogle検索。派手に広告を出している矯正歯科にレッツゴー!

 

ネット予約をし、都内一等地にある矯正歯科医院へと向かう。この医院はこじゃれたビルの中にあった。何に入ると、白を基調にした内装が妙に眩しい。そして、受付嬢も待合室にいる女性も美女ときてらぁ

 

 

派手な広告に都内の一等地に開業しているところをみると、この医院の医院長はギラギラしたスケベの色黒で歯が異様に真っ白な男だろうと想像してしまう(ものすごい偏見だが…)。

 

受付嬢ももしかしたら、医院長の愛人ではないかと勘繰りはじめている。そして、待合室にいる美女も実は医院長がひいきにしているクラブのホステスで、患者のふりをして売掛金を集金しにきているのではないかと偏見極まりない妄想ばかりしてしまい、受付嬢から渡された問診票が手に付かない始末。

 

妄想がふくらみ過ぎて、新婚でもないのに問診票に旧姓を書いてしまったほどだ。

 

そして、受付嬢から名前を呼ばれ診察室へ。目の前にはギラギラしたスケベの色黒で歯が異様に真っ白な医院長ではなく、すまし顔の女性歯科医師が座っており「今日は無料診断ですね?」と、飽きた台詞のように言ってきた。そんな時も、この女性歯科医師は医院長の一番古い愛人ではないかと穿った目で女性歯科医師を見ていた。

 

いや、こんな妄想ばかりしてはメッツ!とお母さんが子供を叱るように自分を叱った。

 

ここに来た目的は矯正治療だ。ギラギラしたスケベの色黒で歯が異様に真っ白な医院長の愛人の数を勘定しにきた訳ではない。

 

本題である歯科矯正に関する3つのクエスチョンを医院長の一番古い愛人歯科医師に聞いてみた。

 

Q. かずえ

1.価格

2.治療期

3.※インビザラインで治療が可能か?

※インビザラインとは透明のマウスピース型装置。取り外し可能なので、見た目を気にせず矯正ができるマウスピース型矯正方法

 

A.医院長の一番古い愛人歯科医師

1.120万くらいかな~

2.まぁ、2年くらい

3.できるよ~

 

私の口の中をちょいと見ただけで、しかもこんなに軽いアンサー

信用に欠けると思い、この矯正歯科はナシだと判断した。

 

ここからが抜本的歯並び改革出発だ! と本腰を入れて、矯正歯科を探すのだった。

 

次回につづく…