『編集長ぴつこの悩み相談】離婚のリスクヘッジを問う女

ぴつこさん、こんにちは。私はJ子38歳の会社員です。実は今、2年付き合っている7歳年下の彼氏がおり、来年結婚することになりました。タイムリーな話題で、磯野貴理子さんの離婚があり、7歳年下の彼氏と結婚するのは最終的に離婚を告げられてしまうのではないかと不安がよぎります。マリッジブルーなのか、結婚が決まってからはそんなことばかり考えてしまっています。離婚におけるリスクヘッジはあるのでしょうか?
ぴつこさん、教えて下さい。

 

根津「ちょっと、贅沢な悩みのような気もしますね。そして、貴理子さんのパターンとは少し異なるような気がします 」

ぴつこ「う~ん。これは、単なるマリッジブルーね。旦那が7歳年下なんて、結構いるわよ。リスクヘッジはあるのでしょうかって、結婚をどう考えるかよね。愛だ恋だ、を味わえる時間は、ほんの一瞬。現実は、お金や親、こどもなんかも関わってくるでしょう。結婚はラブロマンスじゃないのよ。それをどこまで分かっているかね。ズバリ言うわよ、結婚は会社を作るようなもと考えてちょうだい

根津「会社ですか? 組織化して、財務部とか総務部を作るということですか?」

ぴつこ「簡単に言えばそう。役割をハッキリさせることと、どれくらいの暮らしをしたいか、家族(会社)として明確にすることがいいと思うの。それによって、働き方や役割分担も変わるから。納得した上で、自分の役割を遂行すれば、離婚(倒産)は避けられると思うのね。けれど、恋愛ドラマの延長線上に結婚があると勘違いしているとか、常にキュンキュンしていたい、っていう人はそもそも結婚には向かないかもね。結婚は恋愛ドラマの延長ではなく、橋田壽賀子ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』なのよ!

根津「おお! リアルですね 」

ぴつこ「家族としての目標はそれぞれでいいと思うの。家業のラーメン屋を繁盛させるでもいいし、世帯年収を2000万にしたいでもいいのよ。ただ、世帯年収を2000万にしたいのであれば夫や妻のどちらが稼ぐ能力があって、どちらを走らせて行かなければならないかという判断も大事よね。世帯年収の目標が高い場合、どちらも好きなことだけに専念してしまうと、すれ違いが応じるわ。どちらが主役なのかハッキリさせてサポート体制を取らないと、組織がおかしくなってしまう。だから、役割を明確にすることが大事。誰が社長で、経理は誰で総務は誰なのかってね 。共同経営ってパターンもある。男が社長でも女が社長でもいい。役割を明確に 」

根津「そうする事により家族としての自分の立ち位置も分かりますね 」

ぴつこ「必ず、互いに納得した上の役割というのがミソよ。一方的に〇〇は妻の役割だなんて、押し付けちゃダメ。不満が募って、喧嘩の原因になるから。後、問題が起きた時に感情論ではなく、ちゃんと改善策を話し合えるかよ

根津「会社でしたら、議題ごとに会議を毎週のようにしますよね

ぴつこ「そう。家族を会社と考えたら良いのではというのは、まさにそれなのよ。会社は倒産を一番に避けたいじゃない。そんで、社員を幸せにしたいじゃない 」

根津「それには、結婚前にすり合わせが必要になってきますね。就活じゃないですが、会社説明会に行って、エントリーしてと」

ぴつこ「そうね、就職も結婚もやってみて、初めて分かることってあるじゃない。合わないって思ったら退職したって離婚したっていいと思うのよ。やめることが悪みたいに言う人がいるけど、そんなことないと思うのね。価値観が合わないのに続けたって互いに辛いだけ

根津「新たな人生を歩んだ方がいいと

ぴつこ「そうよ。J子さんはただのマリッジブルーだと思うけど、内海桂子師匠なんて24歳年下の旦那さんと結婚して、結婚生活が20年続いているのよ。それだけ、旦那さんは内海桂子師匠に他の女性には代えがたい魅力を感じているの。マリッジブルーになっている場合じゃなくってよ。旦那にとって唯一無二の魅力的な女房になりなさい!

根津「ぴつこ編集長、内海桂子師匠を例にだしても… あまり参考にはならない気が… 」

 

来週もお楽しみに♪