『編集長ぴつこの悩み相談』センスを磨きたい女

ぴつこさん、こんにちは! 毎週楽しく拝見させて頂いています。私は、26歳の会社員のペンネーム”さだまさこ”です。実はこの年齢になっても服選びに自信がなく、いつも地味な配色のものばかりになってしまいます。同じ部署にキラキラ女子がいるのですが、先日その子に「合コンで欠員が出たから、補欠でこない?あっ、補欠と言っても、地味な子連れて行ったら私の株が下がるからやっぱりやめるわ」と言われました。ザブングルの加藤ではないですが「くやしいです!」ぴつこさん! 私はこんな上から目線のキラキラ女子にはなりたくありませんが、センスが良い女になりたいです!センスの磨き方教えて下さい!

 

根津「これは、男女ともに知りたいテーマですね! 誰しもセンス良くなりたいですよね

ぴつこ「どうでもいいけど、このコーナー可笑しなペンネームが増えてきたわね。“さだまさこ”って、さだまさしから来ているわよね! まあいいわ、ペンネームのセンスはさておき、さだまさこさんは、どこを目指しているのでしょうか?って所からだわね

根津「ファッションのテーマでしょうか?」

ぴつこ「そう。キラキラ女子をギャフンと言わせるような、雑誌レオンの女版みたいなカッコいい女になりたいのか、合コンで男からモテたいのか、テーマを明確にした方がいいわ

根津「方向性を定めるんですね」

ぴつこ「このコーナーで何回か言っていますけど、センスは知識だから目指したい方向の雑誌を読み漁るとか、好きなスタイリスト見つけるとか、今はネット検索で色々出てくるんだから、そういうのを参考にしてみたら如何かしら。地味な色しか着ないみたいだけどカラーコーディネイトも知識の一つ。自分を引き立たせる色は何なのか見つけるのも大事よ。それか、コカ・コーラと言えば“赤”みたいに、企業のイメージカラーじゃないけど自分のイメージカラー決めてその色ばっかり着るのもいいんじゃない?

根津「林家ぺー・パーと言えばピンク。笑点の黄色と言えば林家木久扇とか?

ぴつこ「そうね。まぁ、お店に行って色々と合わせてみればいいわ。固定観念をフリーにして、インプットを増やすの。初めは、マネキンが来ているのをそのままトライするのもいいと思うわ」

根津「しかし、さだまさこさんの相談内容ですと、一人でそこまでやるにはちょっとハードルが高い気が…

ぴつこ「確かにね。客観的に見てくれる人がいた方がいいわ。それで、色々と指摘してもらうといいかもね。その服は錦糸町のキャバ嬢みたいだから、工業高校出身の男に刺さりそうとかさぁ、あーでもない、こーでもないって言ってもらえばいいのよ」

根津「そんなこと言うの、ぴつこ編集長くらいですよ!」

ぴつこ「さっきの話に戻るけどさ、センスを磨きたかったら固定概念フリーにして、なんでも試しなさい一番ダメなのは知識がないくせに、黄色は虫が寄ってきそうだから絶対に着ないけど、ピンクは可愛いから着るとか訳の分からないこと言う女ね。ピンクは可愛いかも知れないけど、ピンクを着たアンタが可愛いかは別だから」

根津「色のイメージに引っ張られ過ぎる人いますね

ぴつこ「ファッションってさ、他人からどう見えるかが大事なのよ。だから、パターンは多い方がいいわけ」

根津「ぴつこ編集長は仮の姿のパターンは沢山ありますね」

ぴつこ「そうよ、アンタ、TPOってもんがあるんだから。その場によって、知的に見せたいのか、クリエイティブなのか、おバカキャラで行くのかってさ。まぁ、さだまさこさんも良い機会だから、テーマを明確にしてファッションを楽しんだらどうかしら。ざわちんメイクみたいになりたい自分を作っちゃえばいいのよ。そんな風にしていたら、センスは知識なんだから自分のファッションもアップデートできるんじゃないかしら?

 根津「おお! 今回は私も勉強になりました」

次回もお楽しみに♪