『編集長ぴつこの悩み相談』たかられる女

ぴつこさん。こんにちは。私は29歳、会社員のペンネームアパ子です。

私の悩みは、人からたかられることです。今の彼も、前の彼も付き合って半年くらい経つと金の無心をしてきます。理由は「後輩におごっちゃって、給料日までお金を貸して欲しい」や「母親が病気になって、手術をするので金がいる」などです。但し、返してもらったことは一度もないですし、病気だったはずのお母さんですが、彼が高校生の時にすでに亡くなっていました。

そして、繁華街を歩けば、ホストのキャッチに合い、昨日は原宿でホームレスに「100円ちょうだい」と言われました。そして、あげてしまいました。札束をちらつかせて歩いているわけでもないのに何故でしょう?

確かに、貯金はこつこつしていてプチ投資などもしているので小金はあります。人相学的に問題があるのでしょうか? 因みに顔はアパホテルの社長を少し可愛くした感じだと言われます。

私も、そろそろ結婚も考えたいので、金を無心してこない普通の男と付き合いたいです。たかられない女になる方法を教えて下さい。

 

ぴつこ「こういう人、多いのかしらね? たまに聞くわよね」

根津「以外と多いと思います。そして、毎回同じような男性と付き合ってますよね」

ぴつこ「たかりなんてさ、東南アジアなんかに行くとよくあるじゃない」

根津「それとこれとは違う気が… 」

ぴつこ「う~ん… そうね、フィリピンとかアフリカに行ってさ、本当のたかりを味わってきたらいいのよ」

根津「それも、違う気がしますが」

ぴつこ「だって、アパ子さん、男にたかられてお金を払っちゃってんでしょ。だから、東南アジアに行ってたかられてさ、払ってきたらいいのよ、お金を。そんで、お金を払いきれたら大したもんよ。そもそも、アパ子さんは本物のたかりを知らないのよ。だから、身をもって知るといいんじゃないかしら」

根津「ほ~ そのような意図があったとは!」

ぴつこ「もしかしたら、アパ子さんは彼氏にお金をあげてさ、いい顔したくてそうしているのかもしれないわ。どこかで、見返りを求めてるんじゃなくって? 本当に彼氏が可哀想だからあげたいの? 何であげたいのか考えたことはあるのかしら?」

根津「本当の意味で助けることがお金とは限らないということでしょうか?」

ぴつこ「そのお金がその人に必要なのか? 本当に幸せにできるか? その人のためになるのか自分のためになるのかが大切なことじゃない?」

根津「アパ子さんのお金が彼氏をダメにさせてる可能性もあるわけですね」

ぴつこ「そうね、お金の面で自立できない男に支援しちゃってるのかもね」

根津「お金がない時はアパ子さんにたかればいいという発想になってしまい、お金の使い方や増やし方を考えなくなりますものね」

ぴつこ「アパ子さんにアドバイスしたいのは ”良いたかり”、本当に助けるべき人を見極めなさいってこと。あなたの善意をうまく使うべきよ」

根津「いや、たかがお金、されどお金ですね」

次回もお楽しみに♪