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【エッジーナの処方箋】 打たれ強い人になるための4つの心構え
女性らしさも忘れずに、バリバリと仕事をこなしている先輩や上司を憧れの目で見ることってありますよね。こんな女性を目指したいな、と思ってもなかなかハードルが高くて気遅れしてしまうことも。そして、よくよく観察してみると、そんな女性たちって仕事ができるだけではなく、実は打たれ強かったりします。
人間いつだって、順風満帆という訳には行きません。自分を否定してしまうこともあります。そんなときこそ、ひとまわり大きくなるチャンス! 簡単な4つの心構えで、打たれ強い女性へと変わっていきます。
やがて後輩はもちろん、職場のみんなからのあなたを見る目が変わってくるでしょう。今回は打たれ強い女性になるための4つのポイントをご紹介します。
<目次>
1.自分の感情をきちんと表現する
2.否定的な意見や考えにまどわされない
3.柔軟思考、逆転の発想でポジティブに
4.人生は一度きり、チャレンジする勇気を
1. 自分の感情をきちんと表現する
打たれ強くあるためには、まずは自分の中にやましいことがあるといけません。時には自分に正直であり、忠実であることも大切なのです。下手に気をつかったり、空気を呼んでいるだけでは、いざというときの「打たれ強さ」が発揮されません。自分に忠実な人は、自分自身に自信があり、堂々としているものです。
もちろん自分に正直で忠実である気質であることを、少しずつ周囲の人たちに知ってもらう努力も必要です。我侭であれということでもありません。必要以上に気をつかったり、空気を読んでばかりいると、それがストレスとなり、イライラしたり卑屈になったりして精神的に脆弱になってしまいます。
自分に正直で、忠実であることが精神的な強さにもつながるのではないでしょうか。
2. 否定的な意見や考えにまどわされない
意見や考えは、十人十色。他人の意見が、いかに優れていても、それはあくまでひとつの例に過ぎないと考える心の余裕を持ちたいものです。精神的に打たれ弱い人は、繊細でナイーブとも言えます。他人や世間一般の評価や意見に非常に敏感。もちろん否定されたり、失敗したりすると、心が傷つき落ち込んだりすることもありますが、その評価が絶対的であるとは限りません。あくまで一つの例にすぎず、見方を変えてみれば、ポジティブなこともあるはず。
大切なのは他人の考えや思惑よりも、自分の気持ち。自分がどうしたいかということに気づけば、落ち込みすぎることもなくなるでしょう。
3. 柔軟思考、逆転の発想でポジティブに
たとえば上司から否定されたり、ダメだしされたりすると、すぐに自信を無くしてしまうこともあるかもしれません。しかし、時には柔軟に、逆転の発想で考えることも必要です。アイデアが否定されたときでも、もっといいアイデアの可能性がひらけたと前向きに考えられる姿勢があれば、きっと物事をより良い方向に引っ張っていけるのではないでしょうか。
人生は考え方、把え方ひとつで大きく変わります。それぞれ別のアイデアを組み合わせるだけでも、新たなアイデアとして結実することも多かったりします。上手に発想の転換ができる人は、打たれ強くなれるはずです。
4. 人生は一度きり、チャレンジする勇気を持つ
繊細な人は、必要以上に失敗を恐れるもの。いつもビクビクした精神状態でいると、小さな失敗でも気持ちがへこんでしまいます。打たれ強くなるためには、ときには見切りの良さも必要だと言われてます。
人間は皆、人生は一度きり。失敗を恐れて何もしないよりとりあえず最初の一歩を踏み出す勇気を持つことが大事かもしれません。「もし失敗したら?」。そんなときは、「失敗する方法を見つけた」と思いましょう。
そうしたチャレンジを繰り返してゆけば、多少の失敗でもめげないはず。そしてやがて大きな成功をつかみ取れるのだと思います。
とかく日本の女性は、他の国の女性に比べて打たれ弱い傾向があると言われています。しかし逆に考えれば、繊細で細やかであるともいえます。その気質は、日本女性の強さでもあるのです。繊細でデリケートながら、芯が強い。それはもしかすると、最強の人格ではないでしょうか。
上記にあげた4つの心構えがあれば、生き生きとした「打たれ強い女性」に近づき、理想の姿を手にいれることができるかもしれません。ぜひ、できることからチャレンジしてみてくださいね。