結婚は二人の親族にも関わる人生の一大イベ…
【エッジーナの処方箋】シングルライフが充実しすぎて”結婚できない女”がしておくこと
阿部寛主演の人気ドラマ「まだ結婚できない男」をご覧になったことはありますか?
職業や収入、良いルックスをもつハイスペック男・桑野信介(阿部寛)の周りには多くの女性もいるし、結婚を否定しているわけでもない。
しいていえば、シングルライフが充実しているからこそ、一人で生きることを選んでいるのです。
今の快適な暮らしを変えたくないあまり、結婚が煩わしいと思ってしまう人が増えているのではないでしょうか?
しかし、若さも健康な肉体も永遠には続きません。誰しも高齢になれば、病気を患ったり、介護が必要な状況にならないとも限りません。
そんな時、シングルのあなたならどうしますか?
今回は充実したシングルライフを送るあなたへ3つのアドバイスを紹介したいと思います。
<目次>
1.自分で金を稼ぐ力を持つ
2.早めにエンディングノートを書いておく
3.趣味や友達を作る
1.自分で金を稼ぐ力を持つ
今のお仕事は10年後、20年後も続けられますか?
今後、給料が上がる見込みはありますか?
この質問に「YES!」と即答できた人はいたでしょうか?
民間企業に勤務している人は、10年後・20年後については不透明なはず。
今いる会社を離れても生計を立てられることができるでしょうか?
会社に依存していると会社自体が危うくなった場合、リストラを避けることはできません。
イザとなったら会社に頼らずとも、自分一人生活できるくらいの収入源を持っていると安心です。
近頃は副業をOKにしている会社も増えてきています。会社終わりや休日にアルバイトをしてもいいですし、特技や資格がある場合、それを副業にする方法を考えるのも一つです。筆者の知り合いで、平日は会社員、休日は生け花の先生をしている人や空いた時間を活用し英会話の講師をしている人がいます。このように会社の給料だけに頼らず、他にも収入源を確保しておくのも良いでしょう。
そして、シングルライフに訪れる老後資金についても、把握しておく必要があります。
さて、皆さんはどのくらいの老後資金が必要だと思いますか?
ここでマネックス証券によるアンケート結果をご紹介します。
※調査委託先:株式会社マクロミル
老後資金としては1,000万円から3,000万円を目標としている人が多いようです。
60歳以上でも健康であれば十分働けますが年金受給までは何年も先になります。
充実したシングルライフを送るためには、現役時代に副業で資金を貯める、あるいは定年後も収入を得る必要があります。
収入を得るためにいくつかの方法をご紹介します。
・自分の今までしてきた仕事の棚卸をする
・人脈を増やし活躍できる場を探す
・これなら他者に負けないという自分ブランドを築く
・社会の流れを敏感に察知し新しい技術を習得する
国や自治体でも新しい仕事を生み出す人を応援しています。
何事もチャレンジです、いろんなことに挑戦してみましょう。
2.早めにエンディングノートを書いておく
エンディングノートと聞いくと、「遺言書」という固いイメージを持ってしまいがちです。
確かに財産分与や死後のお墓の問題など”残された遺族のために書き記すもの”をエンディングノートと考える人も多いでしょう。
しかし、エンディングノートにルールはないんです。
自分のこれまでの歩みや今後の目標を書いてみる、いままでの人生を振り返り自分史を書いたり、残された遺族へ感謝の言葉を贈ったり、書き方や中身は様々です。
エンディングノートを書くメリットとは?
・今までの生活が見えてくる
・病に倒れて人事不省になったとき身の回りの始末をどうするかはっきりわかる
・自分の老後に何が足りないかを認識する
・現在の色々な契約のあらいだしや整理すべきものが把握できる
・保険会社への連絡先や契約内容の見直し
・何かあった際の連絡先確認
一人だからこそ、しておかなければならないことがたくさん見つかるはず。
最近は大きな書店でもエンディングノートが置いてあります。これを機に手に取ってみてはいかがでしょう。
書いてみればきっと大きな発見があるはずです。
3.趣味や友達を作る
親と同居していても、将来は親を見送り一人の生活がやってきます。
身近な家族を持たない”シングルライフでは孤独になりがち”です。
仕事以外にも楽しめる習い事や共通の趣味を持つ友達を作っておくのがオススメ。
唐突ですが「自分をあやす」という言葉をご存じですか?
「自分をあやす」とは、むずかる赤ちゃんをあやすようにネガティブな感情を落ち着かせるセルフケアのことです。
それには瞑想や絵を描いたり、音楽を聴いたりするのもいいでしょう。不安定な自分の感情や状況に向き合い過ぎず、一旦別なことをしてみましょう。
シングルライフは気ままな分、ふとした時に孤独を感じることも少なくありません。しかし、没頭できる趣味や、友達がいれば孤独を感じることが少なくなり社会から孤立することを防げるでしょう。
シングルライフを豊かに過ごすには孤立せず、趣味などを通して人や社会とつながることも大切です。
まとめ
結婚を選ばず、シングルを選択して生きる。場合によっては、何か欠陥があって結婚できないのでは? と変人あつかいをしてくる人もいるでしょう。自分の時間や生活を大事にしたい、そんな生き方を選ぶことは決して変人ではありません。
けれど、最後までハッピーに生きるには、収入の確保・老後や死後の準備・孤独にならないことが必須です。
いつまでも自分らしく生きるために、今から準備してみてはいかがでしょう。