”いけばな”が気軽に体験できる「カキトカザイ」から、定期便サービスが始まります！

「カキトカザイ」は、自然豊かな静岡で生まれたいけばな体験サービス。

2019年1月11日に「贈り花」を開始し、独創的なデザインが目をひく創作型ギフトとして、多くの人に好評を得てきた。

その間に「お稽古のように定期的をたのしみたい」「毎⽉季節のお花を飾りたい」といった要望が多く届いたという。そうした、声をもとに価格や内容を見直し「カキトカザイ」から毎月いけばながたのしめる定期便サービスをリリースすることになった。

「いけばな」は、本来、誰もが気軽にたのしむことができる生活芸術。
「カキトカザイ / 定期便」で自宅やオフィスに豊かな自然を飾ることで日本の伝統と四季を身近に楽しんでほしい。

創作型いけばな体験ギフト「カキトカザイ / 定期便」

• 価格：7,400円/月（税・送料別）※お申し込みは3カ月以上から
• 発送：毎月第1土曜・第2水曜お届け
• 初回発送内容：10種類程度の花材、花器（黒 or 白）、ハサミ、説明書、季節の情報カード
• 2回目以降の発送内容：花材、季節の情報カード
• お申し込み方法：「カキトカザイ」ホームページ https://kakikazai.com

※九州・北海道・沖縄本島・離島・遠隔地は配送ができません

創作型いけばな体験ギフト「カキトカザイ / 贈り花」

オフィス・店舗の開業祝い、昇給・昇進祝い、新築祝いなどで、胡蝶蘭や観葉植物の代わりに贈るサービス。
「いけばな」の体験は、従来にはない新しいタイプのプレゼントになっている。

• 価格：30,000円（税別）※送料込
• 発送：4日後以降から指定可能
• 発送内容：10種類程度の花材、花器（黒 or 白）、ハサミ、説明書
• お申し込み方法：「カキトカザイ」ホームページ https://kakikazai.com

※九州・北海道・沖縄本島・離島・遠隔地は配送ができません

「カキトカザイ」のコンセプトは「もっと都市に生命力を。」

「カキトカザイ」は、静岡の伝統産業である「静岡挽物」の技術から、挽物師が一つひとつ手作業で作るヒノキ製の花器（カキ）と、静岡の山から切り出した植物といった花材（カザイ）で構成されている。届いたその日にたのしめるように、専用のハサミもセットされている。

 

「いけばな」をはじめとする日本の文化は、植物の命を敬い、人と自然の「共生」の可能性を考えるもの。そして「いけばな」は、本来、植物を使った誰にでも簡単にできる「生活芸術」である。自然の生命力に触れながら、気軽に「いけばな」を体験してもらいたい。無機質な都市に自然を通じた生命力を送り届けたい。そんな想いをもとに、このサービスは世界・日本を舞台に多方面で活躍する華道家・辻雄貴さん監修のもと、たくさんの理解者とクリエイターの協力を得て、静岡で誕生した。職人が一つひとつ手作りした花器（カキ）と、枝師が１本１本厳選した花材（カザイ）。ひとつとして同じものがないサービスになっている。

匠による伝統技術が集結。現代の空間に溶け込む美しいフォルムの花器

「カキトカザイ」の花器は、「静岡挽物」を作る職人と、漆調の特殊塗装を施す職人により手作りされている。「静岡挽物」は、1864年に銘木商の酒井米吉氏が開業したのが最初と言われ、ろくろを使って木を丸く加工する伝統技術。コショウ挽きなどの食卓台所用品や、文具、玩具、雛道具、家具、建築用部品などで利用されている。静岡は、スギやヒノキの木材が豊かな土地。戦後、アメリカ向けのコショウ挽きとして重要が高まり、たくさんの挽物師がいたと言われている。しかし、現在は数人のみ。伝統産業を応援したいという想いのもと、「カキトカザイ」は「挽物所639」の挽物師・百瀬聡文氏に花器の製作を依頼した。

伝統工芸品は、洗練され、都会的な現代の生活空間に、溶け込みにくい。せっかくならマンションのような空間にも「いけばな」を合わせてもらいたい。百瀬聡文氏は、挽物という技術をもとに、現代に接続されたデザインを得意としている。現代の人々に、自然からインスピレーションを得たデザインを愉しんでもらえたら。そんなイメージをもとに、静岡県産のヒノキを使って「カキトカザイ」オリジナルの花器を制作したという。

花器の口がすぼまっている方が、花が入りたくなるような形で花材が収まりやすい。そして、この花器に花材を入れると、不思議と自然と空間に調和するのだ。白、もしくは黒の漆調の塗装に、ヒノキのよい香りがする花器。伝統の技術に触れながらの「いけばな」体験が可能となっている。

伝統の技と先端技術で作られたハサミ

静岡同様、ものづくりの町として知られる新潟県燕三条。金物を使った三条鍛治の伝統を受け継ぐ製品など、鍛冶技術は世界トップレベルだ。「カキトカザイ」から届くハサミは、明治36年創業の「坂源」の製品。伝統を受け継ぎつつも、現代的で高品質の製品だ。刃物用炭素鋼にフッ素樹脂加工を施し、女性でも少ない力で枝や花材を切ることができる。本来、「いけばな」の世界では、鉄製のハサミを使うことが多いのだが、枝を切る時に少しでも負担を減らせられたらと想い、このハサミをセレクト。「カキトカザイ」オリジナルデザインで生産している。

 

説明書やいけばなをたのしむ情報カード付き

これまでの「カキトカザイ」は、感じたままにいけてもらえたらという想いのもと、必要最低限の手順のみを記載した説明書を同封していたが、「もっといけばなのことが知りたい」「詳しい手順が知りたい」という声を多く、今回のリリースにあたり、さらにわかりやすい手順や「いけばな」のコツを記した説明書を新たに作成した。
また、定期便には、季節の情報カードを同封。日本には二十四節気がある。二十四節気とは、1年を春夏秋冬といった4つの季節に分け、それをさらに6つずつの季節に分けたもの。約2週間ずつに区切られている。自然の風景は、この節気ごとに変化していく。この節気について知ってほしいという想いが込められている。

さらに、定期便には、同封する花材の1種類をピックアップし、花材の詳しい情報や観賞の仕方などのたのしみ方を記載した情報カードも入っている。「いけばな」を愉しみながら、花材について深く詳しく知ることができ、より満足感を得ることができるだろう。

 

本サービスを監修している華道家・辻雄貴について