“成功するための一番良い方法は、自分の好…
【エッジーナの名言】マドンナ「楽なものは自分を成長させない」
“楽なものは求めてはいない。楽なものは自分を成長させない。楽なものは自分を考えさせてくれない”
――マドンナ
全財産35ドルでスタートしたニューヨーク生活
究極のカリスマ性と創造性でポップミュージック界の頂点に君臨し、セールス数でも女性ソロアーティストとして最高となる3億枚以上を記録する「クイーン・オブ・ポップ」こと、マドンナ。
若かりし頃から「ビッグスターになる」という大きな夢を抱いていた彼女は、人生の切り拓き方もエッジーで型破りでした。
19歳でミシガン大学を退学し、何のアテもないのにたったの35ドルを握ってニューヨークへと旅立ったのは有名な話。タクシーの運転手に「一番華やかな場所へ連れていって!」と言い、到着したタイムズスクエアの華やかさを前にして「この世界で神よりも有名になる」と決意したのです。
当時かなり治安の悪かったイーストヴィレッジにあるボロアパートを借り、ダンススクールのレッスンの時間以外はひたすらアルバイトをして食いつなぐ生活。あまりの貧しさに道で見つけたものを食べたり、ゴミ箱を漁ったり、お金を稼ぐために美術学校のヌードモデルをやったこともありました。こうした5年に及ぶ下積み生活を得て、ついにワーナー・ブラザーズレコードにその才能を発見されて契約を勝ち取ったのは24歳の時のこと。
デビューシングル「Everybody」で早くもビルボード上位にランクインし、そこから瞬く間にビッグスターへの階段を駆け上がることに。1984年発表の「Like A Virgin」の大ヒットによって、まさしく世界で誰もが知る存在に到達しました。
彼女のサクセスストーリーの背景には、夢に向かって突き進む貪欲さと、必ず成功するんだという強烈な意志があります。
下積み時代には数多くの苦労や屈辱的な経験も多々あったそうですが、そのすべてを目標達成のためのエネルギーに変えることで、自分の可能性をどんどん押し広げていったのです。
マドンナが教えてくれた「楽をしない」という美学は、これから何か大きなことを成し遂げようとする人の、力強いエンジンになってくれるかもしれません。