『すべての知識を「20字」にまとめる 紙…
【エッジーナの処方箋】お世辞へのスマートな返し方 3選
「最近またキレイになったよね」「その服めっちゃ似合ってますね!」「よく若く見られませんか?」
このように人から褒められると、うれしい反面、ちょっと返事に困ることがありますよね。本心でもお世辞でも悪い気はしないものですが、時にはあからさまなお世辞に出くわすことも…。うまく返せなくて会話が止まってしまったり、モヤッとした経験のある方も多いと思います。
「世辞」とは、相手の機嫌をとるために、本心では思っていない褒め言葉を言うこと。こう聞くとあまり印象が良くないかもしれませんが、もともとは「世=世の中」を「辞=言葉」でうまく回すという、ポジティブな語源なのだとか。
たとえミエミエのお世辞だとしても、「コミュニケーションを円滑にしたい」「あなたを喜ばせたい」という意図があるのなら、その気持ちに上手く応える返しができれば、相手とより良い関係を築くことができるのではないでしょうか。
そこで今回は、お世辞を言われた時のスマートな返し方をご紹介します!
<目次>
- 素直に「ありがとう」と言う
- 逆に褒め返す
- お世辞という“気遣い”に感謝する
1. 素直に「ありがとう」と言う
シンプル過ぎない?と感じるかもしれませんが、褒めてくれた相手にお礼を言うことはごく当たり前のコミュニケーション。変に考えすぎて言葉に詰まったり不自然な返しになるぐらいなら、シンプルに「ありがとう」「ありがとうございます」と返すほうが好印象です。間を空け過ぎたり、テンションが低すぎると、相手に「嫌な気持ちにさせたかな?」などと思わせてしまうかもしれないので、なるべく笑顔で自然な流れで言えるといいですね。
2. 逆に褒め返す
お礼の言葉を述べてから、逆に相手のことを褒め返すことができると、会話のキャッチボールが続きますし、自分がそうしてもらったように相手にも良い気分になってもらえます。ただし、その時にミエミエのお世辞を言うことは避けたほうが良いでしょう。お世辞に対してお世辞で返すと、相手は嫌味や皮肉を言われた気分になるかもしれません。
心にもないことや大げさなことを言うのではなく、本当に思っていることや、パッと見て気づいたことをスマートに言えると相手も素直に喜んでくれるはずです。
3. お世辞という“気遣い”に感謝する
「ありがとう」だけだと少し寂しい感じがする。でも咄嗟に相手の良いところなんて言葉に出てこない。そんな時は、自分を気遣ってくれていること自体に感謝するのがおすすめです!
「気遣ってくれてありがとう。朝からハッピーな気分になったよ」
「〇〇さんにそう言ってもらえると嬉しいです!」
これなら、褒め言葉が本心だろうとお世辞だろうと関係なく、相手の行為に対する感謝を伝えられるので、ポジティブな雰囲気をつくることができるでしょう。
「〇〇さんっていつも気配りがすごいですね!」
「そんな嬉しいこと言ってくれるの、〇〇さんだけだよ」
などと、お世辞のうまさを褒め返すのも効果的です!
これらの返しに共通して言えるポイントは、「コミュニケーションを円滑にしたい」「喜ばせたい」という相手の気持ちを汲み取って上手に乗っかるということ。
お世辞にはついつい謙遜や否定の言葉を返してしまいがちですが、本心であってもお世辞であっても自分の発言を否定されるのは決して気持ち良いことではありません。なるべくポジティブで肯定的な言葉をお返しするように心がけてみてください。そうすればきっと周りから、「あの人って感じ良いよね」「〇〇さんは大人の女性だなぁ」と、お世辞抜きで褒めてもらえるようになるはず。