【エッジーナの名言】 ジュリア・ロバーツ「本当の愛はあなたの中にあるものなの」

“本当の愛はやって来るものじゃないのよ。あなたの中にあるものなの”
――ジュリア・ロバーツ

 

ジュリア・ロバーツ(1967-)
女優

「恋愛映画の女王」と呼ばれたジュリア・ロバーツ。1990年に公開された『プリティーウーマン』でブレイクし、『ノッティング・ヒルの恋人』、『食べて、祈って、恋をして』など、数々の恋愛映画の大ヒット作に携わり、世界中の女性たちから憧れと共感を集めてきました。

兄エリックと姉リサの妹として生まれたジュリア。両親は二人とも役者で、彼女が幼いときはアトランタで演技学校を経営していました。両親が不仲で5歳の頃に離婚すると、母親は11歳年下の男性と再婚し、妹ナンシーが生まれます。しかし、継父はアル中で暴力的な男で、兄のエリックは家出、母親が離婚するまでジュリアは辛い思春期を送ったそうです。

その後、役者になった兄の影響で役者を志すようになったジュリア。1984年に特捜刑事マイアミ・バイス シーズン4の22話『Mirror Image (2)』にてゲスト出演すると、高校卒業後はニューヨークで演劇学校に通いながらオーディションを受ける日々を送ります。そして、1988年に念願の映画デビューを果たすと、翌年『マグノリアの花たち』でゴールデングローブ賞の助演女優賞を受賞して一気に注目度が高まります。

彼女の出世作となったのは、1990年『プリティーウーマン』。コールガールでありながら明るく生き続ける女性が、エレガントに変身して真実の愛を掴むストーリーは、世間の女性を中心に大ヒット。アカデミー賞にノミネートされ、スターダムへとのし上がります。その後も数々の恋愛映画に出演したことから、女性からの支持は絶大に。いつしか人は彼女を「恋愛映画の女王」と呼ぶようになりました。

私生活では、キーファー・サザーランド、リーアム・ニーソン、ダニエル・デイ=ルイス、ディラン・マクダーモット、ジェイソン・パトリック、ベンジャミン・ブラットといったスターたちと交際。キーファー・サザーランドとは1991年4月に婚約するも、式の3日前に「自分に正直でありたい」と式をキャンセル。その4日後にキーファーの友人でもあるジェイソン・パトリックとアイルランドへ旅立つというセンセーショナルな恋愛も経験しています。

1993年にはカントリー歌手のライル・ラヴェットと結婚しますが、1995年に離婚。2002年には映画カメラマンのダニエル・モダーと不倫の末に略奪婚し、2004年11月に男女の双子を出産。2007年6月18日に次男を出産しています。世間の常識には囚われない自分に正直な生き方をしてきた彼女には、様々なバッシングもありましたが、自分の意思を貫き通すことで最終的には幸せな家族を手にしています。

冒頭の名言は、まさに彼女の生き様を表すような言葉ではないでしょうか。愛は待つものではなく、自分の内側から溢れ出るものであり、それを全身全霊で表現することで幸せはクリエイトできるということ。そんな彼女の力強い価値観が込められた言葉だと思います。