フランスには、日本とは違い「女性は何歳に…
【エッジーナの処方箋】「誰か」のためではなく、「自分」のために生きる5つのポイント
自分ではない「誰か」のために一生懸命に生きている女性は、とてもキラキラと輝いており、『自分もあんな女性になりたい』と憧れてしまいますよね。
しかし、自分のためではなく「誰か」のために一生懸命に生きることは、まわりからの信頼や評価が高くなる一方、自分らしさが失われ、まわりにある小さな幸せを逃してしまうことに。
とくに、仕事や私生活が大きく変化する30代から40代の女性は、自分らしく生きるスタンスが確立できていないと、まわりに振り回されたり流されたりしてしまいます。
では、「誰か」のためではなく、「自分」のために生きるにはどのようなスタンスを確立したら良いのでしょうか。
1.自分にとって“大切なこと”を知る
子どものころ、誰もが一度は読んだことのある童話『星の王子さま』に“大切なものは目に見えないんだよ”という一節があります。
まわりの人から見れば、自分自身はたくさんいる人間のうちの一人に過ぎませんが、貴女自身にとっては“自分”という存在は、かけがえのない特別な存在です。
まわりの期待に応えようと、目標達成に向かって一生懸命に頑張ることも円滑なコミュニティを築くためには欠かせません。しかし、いま自分自身が取り組んでいることは、自分にとって本当に大切なことなのかを考えることも、ときには必要です。
2.物事の断捨離をする
やることが多すぎて何から手を付けたらいいのか分からない、仕事や私生活が忙しくて1日24時間では足りない。そんなときは、普段やっている何気ない行動1つ1つをメモに書き出し、自分にとって本当に必要な行動かどうかを見極める“物事の断捨離”を行いましょう。
物事の断捨離を行うことで、本当はやらなくても良いことなのに「まわりの人から良く見られたい」「誰かの役に立ちたい」という気持ちから、何気なくやってしまっている日常の出来事をキッパリとやめることができ、自分らしく生きることができるようになります。
3.妥協できないものを見極める
人間社会では、どんなに親しい間柄であっても円滑な人間関係を築き続けるためには「妥協」をしなければなりません。しかし、妥協のさじ加減は非常に難しく、タイミングを見誤ると自分自身の評価や印象を下げる原因に。
とくに妥協のしすぎは人生が退屈になるだけではなく、後悔や自分自身の成長を妨げることに繋がりますので、夢や理想を実現させたいとき、絶対に後悔すると思ったときは、まわりに何と言われようが、妥協せず自分の気が済むまでトコトン取り組みましょう。
4.必要な情報だけを意識的に選ぶ
30代から40代の女性は、昇進・昇格、結婚、妊娠・出産などによってライフスタイルが大きく変化する時期でもあります。
自分の本心とはかけ離れた選択肢を選ばないよう、何が正しくて何が悪いのか、自分が本当にしたいことは何なのかをよく考え、自分にとって必要な情報だけを意識的に選んでいくことが自分らしい人生を送るポイントになります。
もしも、間違った情報を選んだことで自分の立場や状況が悪くなってしまっても、必要な正しい情報を意識的に見つける術を知っているだけで速やかにトラブルや問題を解決することができます。
5.「Yes」と「No」を効果的に使い分ける
自分らしく生きるスタンスを確立するためには、「Yes」と「No」を効果的に使い分けることが大切です。
欧米人と比べ、相手に嫌われたくない、嫌な思いをさせたくないという気持ちが強い日本人は、自分よりも相手を優先させてしまう傾向にあります。
お互いが尊重し合っていれば、「No」と言ったところで関係が壊れてしまう心配はありません。
むしろ、「No」と言うことで今よりも良い案が生まれ、目標や理想を実現するための近道になる可能性があります。相手の意見や考え方に心から賛成・納得できるときは迷わず「Yes」、どうしても相手の意見や考え方に納得できないときは「No」と伝えましょう。
自分なりのスタンスを持つことは人生を豊かにすること
これまで家族、恋人、友人など「誰か」のために生きてきた女性も少なくありません。
けれど、ときには「誰か」のためではなく、「自分」のために時間を費やしてみてください。
自分の人生は“貴女だけ”のもの。まわりに流されず、しなやかに自分らしいスタンスを持って豊かな人生を歩んでみませんか。