【本日のアゲ本】東洋思想的発想がこれからの時代をつくる

なぜ今、世界のビジネスリーダーは東洋思想を学ぶのか

田口佳史 著/文響社(2018年)

 

感度のいい女性こそ東洋思想を学ぶべき

 

いま、時代は大きな転換期を迎えています。右肩上がりの経済成長がストップし、成長や安定はもはや幻想になりました。それにともない、給料や出世に価値を見いださない人や、物質的充足よりも心の充足を求める人が増えました。

 

これらの変化は、いままで世界を席巻していた「近代西洋文明な発想」から「東洋思想的な発想」へのパラダイムシフトだと言い換えることができます。たとえば、いままでの世界では「結果こそすべて」という発想のもと、「がんばれば結果が出る」として過重労働が見過ごされてきました。

 

けれども、経済成長が見込めない現在において、「がんばれば結果が出る」にもはや信頼性はありません。代わりに人は「ワクワク感」を求めるようになりました。結果よりもプロセスを重視し、「いま自分はワクワクしているのか」を大事にする人が増えたのです。

 

この「結果主義からプロセス主義」への変化こそ、現在起こっているパラダイムシフトのひとつなのです。

 

そのほか本書では、「機械的数字論から人間的生命論へ」、「技術・能力偏重から人間性重視へ」、「データ主義から直観主義へ」、「外側志向から内側志向へ」という6つのパラダイムシフトについて解説しています。いま世界で起こっている変化の正体を知りたいという方はぜひお読みください。

 

「自分の心のなか」に関心を向ける東洋思想にこそ、時代を読み解くヒントや新しいビジネス発想の元があると考え、いま感度のいい多くのトップリーダーや起業家たちがこぞって東洋思想を学んでいます

 

時代を先導すべき女性であるエッジーナにとっても必須の知識といえる東洋思想。この本をきっかけにぜひ学んでみてはいかがでしょうか。