【実録!ラクして美魔女〜】 No.026 BカップがEカップに⁉ 驚異の補正下着「特上脇肉キャッチャー」

男ってもんは“おっぱい”が好きな生き物だという噂はかねがね聞いている。

「俺、おっぱい星人だから」と、お道化て見せる輩さえいる。「女の乳をどうこう言う前に、お前はそんなに立派なイチモツをしているのか?」と、言ってしまいそうになるが、これを言ってしまったら目糞が鼻糞を笑うレベルになってしまうので、お口にチャックをして涼しい顔で笑うことにしている。

 で、萎びた乳をぶら下げて、「HEAVEN Japan」試着体感サロン青山店へと向かった。

 表参道で下車し、外苑前方面へ、えっちらおっちら歩いた。

この日はブラジャーのフィッティングをすることもあり、すれ違う若い女の子の胸につい目が行ってしまう。夏で肌の露出が多い服を着た女の子は魚で言うと活きの良いハマチ。胸元は新鮮で適度な弾力がある白身魚のようで、男でなくとも触れたくなる。

それに引き換え私ときたら、深海魚のシーラカンスのようだ。因みにインド洋のコモロ諸島ではシーラカンスのことをゴンベッサと呼んでいる。ゴンベッサの意味は「食えない魚」「使えない魚」だという。萎びた乳をぶら下げた私にはピッタリってか…

若い女の子と比較しても仕方がないが、なんとなくシュンとした気持ちで「HEAVEN Japan」試着体感サロンに辿り着いた。

建物に前に看板が出ていたので分かりやすかった。予約制ということもあり、店内は物静かで落ち着いた感じ。とはいえ、変な堅苦しさはないため、居心地も悪くはない。それに担当の店員さんも穏やかそうだ。

まずはカウンセリングで、私の乳の悩みと現在着用しているブラジャーのサイズを伝えた。一般的なサイズ表を見ると、私はAカップなのだが、それを受け入れられず、いつもBCを買っていた。

試着室で上半身ブラジャー1枚になった私の姿を見て、店員さんが持ってきた試着用のブラジャーは「特上脇肉キャッチャー」という商品のEカップだった!

Eカップを持ってくるなんて、正気の沙汰じゃないぞ、この店員さん。と、鏡越しに店員さんを穿った目で見る私。

だが、店員さんの手にかかるとあれよという間に至る所にある贅肉がブラジャーカップに集められ、盛り上がった張りのあるおっぱいが出来上がってしまったのだ。

長嶋茂雄終身名誉監督ではないがメークドラマ、大逆転劇である。自分でも再現出来るように、細かくブラジャーの付け方を教わった。勿論、お買い上げして店を出た。

しかし、Eカップと人に言い切るのはちょっと語弊がある。「特上脇肉キャッチャー」を付け、かき集めた贅肉をブラジャーに押し込めている時だけ、Eカップになれるが、外してしまえば贅肉が散り散りバラバラになり、オマケのBカップに戻ってしまう。

でも、いいのだ。ひとときだけでもボインになれるのだから。ブラジャーとは女に夢と自信を持たせる武器だと、これからは言い切りたい。

 

HEAVEN Japan」試着体感サロンのホームページはこちらをご覧ください。

https://www.wakinikucatcher.jp/salon/?gclid=EAIaIQobChMIjNKy6qGi5AIVmF1gCh0iLwGuEAAYASAAEgJN6vD_BwE