【実録!ラクして美魔女〜】 No.032 もうマツエクは卒業する時代へ!

 

10年続けていた、マツエクを卒業した。

 

ぶっちゃけ、マツエクを卒業するのは勇気がいった。それは、すっぴん時の顔が一気に貧相になるからだ。それでやめるにやめられず10年途絶えることなく付け続けた。

マツエク装着も寝てれば終わっているので苦痛も何もない。一度だけ熟睡しすぎて金縛りにかかってしまい施術中にうめき声をあげて店の人を驚かせてしまったことがあったくらいだ。

 

こんなにマツエクに依存していた私だが、“EGUTAM”という美容室専売品のマツゲ美容液を使うようになってからマツゲが増え始め、マツエクを卒業するまでになったのだ。

 

はじめはマツエクの店員にススメられ、付けないよりマシか。くらいの気持ちで気まぐれに付けていた。メンテでマツエク店に行く度「どうですか? マツゲ増えましたか?」と聞かれ「増えませんね」と答えていた。

 

 

そのうちに店員は「EGUTAMは結構、効果出るんですがね。ちゃんと塗っていますか?」と聞かれ、痛いところついてきたな、と思いつつ「ボチボチですかね」と曖昧な返事をした。店員にも、ははぁん。こりゃあ、殆ど塗ってないな、と悟られ「マツゲが細くなりすぎると、マツエクも取れやすくなりますし、マツゲの本数が少なくなるとエクステも付けられる本数が減りますので。オススメは薄塗りで1日2回塗ると効果が出やいすですよ」と、やんわりと私をたしなめた。

 

マツゲがスカスカおせちのようになっても困るな。いっちょ、真面目に塗ってみるかと一念発起。

 

すると、なんということでしょう! 伸びるは増えるわ、今まで120本付けられるかどうかだったマツゲが余裕で140本付けられるようになったのである!

 

そうなったら、マツエクはもういらないのではないか? と思い、マツエクを卒業した次第だ。

 

すっぴんは貧相だが、マツエクをしていた時にはできなかったアイラインも楽しめるし、ホットビューラーやマスカラで十分マツゲは盛れる。これはこれで悪くない。

 

それに、他人は私がマツエクをしていたことも、やめたことも分からないということが判明! 私にとってマツエクは自己満足だったということだ。

 

どういうわけか、マツエクの呪縛から解放されたような気がした。

 

美容の断捨離もたまにはいいものだと実感したのであった。