【エッジーナの処方箋】ニューヨーカーに学ぶ。自分らしく生きるための”自分磨き術”

世界三大都市のひとつ、ニューヨーク

 

“The City That Never Sleeps. (眠らない街)”としても知られており、ニューヨークで働く女性たちは多くのストレスを抱えています。

 

しかし、ニューヨーカーと同じくらい多くのストレスを抱えている日本人女性とは違い、ニューヨークの女性たちはストレスと上手く付き合う方法を知っており、どんなに忙しくても明るく前向きな人生を送っています。

 

なぜニューヨークの女性たちは、あんなにもキラキラと輝いているのでしょうか。

 

その秘密は、ニューヨーカーたちの自分らしく生きるための「自分磨き」にあります。

 

では、さっそくニューヨーカーが実践している自分磨き術をご紹介します。

 

 

仕事や家事の隙間時間にマインドフルネス

 

時間の活用方法がとても上手なニューヨーカーたちは、どんなに忙しくても仕事や家事の隙間時間を利用して、心身の健康を保つためのボディーワークやヨガなどに取り組んでいます

 

なかでも、アメリカを中心に世界各国で研究が進められているマインドフルネスは、1日3分ほど呼吸に注意を向けるだけで、ストレス回復力の向上睡眠の質を高めるうつ状態の軽減など心身の健康をより良い状態に保つことができると、近年の研究によって明らかにされています。

 

また、ビジネスシーンでマインドフルネスを実践することで、生産性・創造力の向上といった恩恵が得られることも証明されており、今ではニューヨーカーのライフワークの一部となっています。

 

自分らしくない言動は控えめにする

 

ニューヨークには、昔から“effortless (エフォートレス)”という価値観があります。

 

エフォートレスとは、自分がやりたくない、自分らしくないと思ったことは、まわりから何と言われようとも無理に頑張ったり、努力したりしないけれど、自分の夢や理想、憧れに対しては決してサボることなく情熱を注いでいくこと。

 

世界の経済・文化の中心地であるニューヨークだからこそ、自分自身のコストパフォーマンスを最大限に発揮するためには、見栄や肩肘を張らずに自分らしく自然体で生きることが何よりも大切であると考えているのです。

 

また、ニューヨーカーのエフォートレスには、これまで自分が歩んできた人生のなかで“自分らしくない”と感じる出来事があったとしても、それを隠そうとはしません。むしろ、“そうした出来事があったからこそ、いまの自分がある”と前向きに捉え、たった今から新しい自分をスタートさせればいいと考えます。小さなミスや失敗を恐れる日本人にとって、ニューヨーカーの切り替えの早さは、見習いたいポイントです。

 

パラレルにキャリアを築いて可能性を増やす

 

今、ニューヨーカーの間では、“第2のキャリア”としてパラレルキャリアを築くビジネスパーソンが増えています。パラレルキャリアとは、本業以外に仕事を持ったり、社会貢献や地域の活動などに積極的に参加したりすることです。

 

これまでのビジネスシーンは、一つの組織に所属して自分の持っているスキルを磨き上げることが重要視されていました。しかし、SNSなどの普及によって誰でも気軽に情報を発信・収集が可能となったことで、ビジネスパーソンの間で仕事や家事の隙間時間を利用して、自分の時間や労力の一部をパラレルキャリアに費やすことで多くのビジネスパーソンがスキルアップ・自己研鑽を積めるようになりました。

 

パラレルキャリアを築くことで、多様性に触れることで視野が広がり、本業の生産性・創造力を大きく向上させることができるだけではなく、気持ちにゆとりが生まれ、本当に自分がやりたいことを見つけることができ、自分らしい人生をスタートさせるきっかけにもなります。

 

ニューヨーカーをロールモデルに自分磨きを始めませんか?

 

世界の経済・文化・芸術の中心地・ニューヨークでは、たくさんの女性企業家が活躍しています。

 

どんなに忙しくても、努力や妥協を一切せず、自分らしく生きるための自分磨きを怠らないニューヨーカーたちの考え方や生き方は、毎日を忙しく過ごす日本女性のロールモデルにピッタリです。

 

日常にほんの少しニューヨーカーの考え方や価値観を取り入れるだけで、いつもの日常が違って見えるはずです。