【エッジーナの処方箋】第一印象が人生を左右する! 初対面で好印象を与えるコツ

ビジネスや恋愛の出会い、引っ越し先など、私たちは人生のあらゆる場面で「初対面の出会い」を経験しています。そして、出会いの瞬間についた印象というのは非常に重要で、第一印象はその後の関係性に大きな影響を与えます

「なかなか人と仲良くなれない」「打ち解けるまでに時間がかかる」そんなお悩みをお持ちの女性は、もしかしたら初対面でつまづいている可能性があります。でも大丈夫。ポイントを押さえれば第一印象は簡単によくなります。

人生を左右するといっても過言ではない第一印象の重要性や、初対面で好印象を与える話し方のコツなどをご紹介します。

〈目次〉

  1. 第一印象の重要性
  2. 見た目のポイントは「明るい笑顔」
  3. 初対面で好印象を与える話し方のコツ

 

1. 第一印象の重要性

  • 第一印象は見た目で決まる

『人は見た目が9割』という本がベストセラーになりましたが、外見の重要性は「メラビアンの法則」でも実証されています。

メラビアンの法則とは、アメリカの心理学者、アルバート・メラビアンによって提唱された法則で、第一印象を決める要素を教えてくれます。メラビアンの研究によれば、人は見た目や表情などの「視覚情報」からは55%、声などの「聴覚情報」からは38%、話の内容や言葉などの「言語情報」からは7%の割合で相手の印象を判断しています。つまり、第一印象においては一にも二にも見た目が重要なのです。

 

  • 第一印象は一瞬で決まる

第一印象が決まる時間には諸説ありますが、中には0.1秒という説もあります。それほど人は相手の印象を一瞬で判断しているのです。

 

  • 第一印象は簡単に覆らない

一瞬で決まってしまう第一印象は簡単には覆りません。一説によると、最初についた印象を変えるためには2時間必要だという研究結果も出ているほどです。

 

2. 見た目のポイントは「明るい笑顔」

第一印象において見た目が重要だとお伝えしましたが、女性であれば身だしなみやメイクなど、外見に気を使っている方が多いでしょう。ですが、緊張していると表情にまでなかなか気が回りません。自分では笑っているつもりでも、笑顔がこわばっていたり、オドオドした印象を与えてしまっていることがあるかもしれません。

初対面の人に好印象を与える明るい笑顔をつくるには、日頃から表情筋を鍛えるトレーニングをするのがおすすめです。顔のなかでもとくに目・口・頬の筋肉を鍛えると、自然な笑顔がつくれるようになります。表情筋のエクササイズを紹介している動画などもあるので、鏡を見ながら1日5分のトレーニングを続けてみましょう。3日もやっていると、顔の筋肉の動きが変わってきたことを実感できます。

 

3. 初対面で好印象を与える話し方のコツ

初対面において見た目でいい印象を与えられたら、次に重要になってくるのが会話や話し方です。いくら見た目でいい印象を与えていても、中身に興味を持ってもらえなければ仲を深めたり打ち解けたりすることはできません。初対面で好印象を与える話し方のコツをご紹介します。

 

  • 大きな声ではっきりと話す

声が小さいと、それだけで自信なさげな印象を与えてしまいます。反対に、声が大きいだけで自信ありげで表裏のない印象を与えることができます。いままで「声が小さい」と指摘されたことのある女性は、お腹から声を出し、はっきり話すことを心がけましょう。

 

  • 積極的に自己開示する

よく初対面では「聞き上手」になることが大切だと言われていますよね。確かに相手の話を聞くことは大切です。ですが、聞く一方だと自分の情報が伝わらないため、相手に警戒心を抱かせてしまいます。そのため、仕事や住んでいる場所、趣味のことなど、自分のことを積極的に話しましょう。相手が心を開いてきたと感じたら、聞く側にまわるとさらに好印象を与えることができます。

 

  • 別れ際の一言で最後のダメ押し

人には最後に受け取った情報が記憶に残るという「親近効果」と呼ばれる傾向があります。つまり、別れ際に好印象を与えられたら、その人の印象はぐっとよくなるということ。「会えて嬉しかった。また会いたい」という気持ちを伝える一言を残し、初対面と別れ際の両方で好印象を残しましょう。

 

以上、第一印象の重要性と初対面で好印象を与えるコツについてご紹介しました。人はもちろん中身が一番大事です。ですが、見た目の第一印象で悪い印象を与えてしまうと、中身にまで興味を持ってもらえないこともまた事実。

第一印象は一瞬で決まってしまうものだからこそ、日頃から意識し、訓練することが大事です。最高の好印象を与え、出会いのチャンスを次へとつなげていってください