ぴつこさん。こんにちは。私は29歳、会社…
『編集長ぴつこの悩み相談』 親に結婚を期待され悩む女
ぴつこさんこんにちは。私は会社員の38歳ペンネームタピオカミルクです。
悩みというのは親のことです。実家に帰る度に「結婚はしないのか?生きている間に孫の顔が見たい」と言ってきます。私は一人っ子なので、結婚して孫の顔を見せてあげたい気持ちはあるのですが、そもそも結婚や子供に興味がありません。友人の子供を見ても、可愛いとは思えず、子供相手のゲームに付き合う時も手加減はせず本気で戦う為、泣かすこともしばしば。この間、同期の既婚者男性に結婚した理由をたずねた所「親を安心させたかったのもあるかな」と言っていました。私も親を安心させるために、お見合いでもして結婚をして子供を産んだ方がいいのでしょうか?老後のことを考えると、結婚はした方が良いとは頭のでは分かっているのですが、今の独りの生活も気に入っているので婚活気分にはなれません。親が、どうにか結婚や子供に過剰な期待をしない方法はあるのでしょうか?正直、それがプレッシャーで親のことは好きですが、実家から足が遠のいてしまいます。宜しくお願い致します。
ぴつこ「まぁね、最近は多様化しいて男同士女同士は勿論のこと、一夫多妻制を日本でやっている人もいるのよ。結婚というもののあり方も多彩なっているわけ。アタシの知っている女で、ディズニーランドのグーフィーっていうの? あの犬っころみたいなキャラクターに本当に恋をして、次に彼氏(グーフィー)に会いに行くときはもっと痩せて綺麗な姿で会いに行くって本気で言っている女のもいるのよ。病院でお薬三日分くらいもらってきなさいよ、って言っちゃったくらいだわよ」
根津「それは、新しい展開の彼氏ですね」
ぴつこ「そうなった時にね、親を安心させるためにっていう希望を持たせてしまうのはダメ」
根津「親からしたら、人間の異性に恋して結婚するのが当たり前だと思ってますよね」
ぴつこ「親には理解しがたいわね。同性愛や一夫多妻なんて。まして、グーフィーに本気で恋しているなんて、おったまげでしょうね。けど、そんな時代なのよ」
根津「親世代は価値観が古いと?」
ぴつこ「そうね。けど、それは仕方のないこと。だから、私のオススメはロボットを実家に連れていくこと」
根津「なんですと⁉」
ぴつこ「ロボットを連れていって、私、この人と結婚するの。って、紹介するの」
根津「ペッパーくんとかを連れて行くってことですか?」
ぴつこ「そう。ちゃんとAI仕込んどいて、僕はタピオカミルクさんのことを心から愛しています。お母さんの作った肉じゃがは美味しいと聞いています。とかさ、お母さんが喜ぶようなワードを仕込んどくのよ」
根津「心からって、ロボットがいう言葉にはそぐいませんが… それで、あのペッパーくん好青年じゃない。とかなりますかね?」
ぴつこ「なるなる。そんで、ペッパーくんがお父さんに娘さんを僕にください。って、言ってさ」
根津「そんで、ドラマみたいにお父さんが一発殴らせろ。って、言ったりするんですかね」
ぴつこ「で、ペッパーくんが殴られて、頭から煙をだして廃ロボットになってしまうという悲劇」
根津「いや、人間だったら事件ですよ。リポーターの阿部さん来ちゃいますよ。加藤さん、事件です。って」
ぴつこ「結婚はミステリーっていうか、サスペンスよ」
根津「なんだか、面白くなってきちゃっているじゃないですか!」
次回もお楽しみに♪