【エッジーナの名言】 カーラ・デルヴィーユ「変人であることを受け入れよ」

“変人であることを受け入れよ”

――カーラ・デルヴィーユ

Cara Delevingne & Dane DeHaan” by Gage Skidmore is licensed under CC BY-SA 2.0

カーラ・デルヴィーユ(1992-)

モデル、女優

 

名家から生まれた異端の才能を持つエッジーナ

カーラ・デルヴィーユはイギリスを代表するファッションモデル。

女優のアシュレイ・ベンソンと婚約したとの報道が話題となり、最近も「今の自分の恋愛に誇りを感じている」と語ったことで注目を集めています。

 

彼女は貴族の名家の血統を引く人物で、祖父はイングランドの歴史的建造物を保護する政府組織イングリッシュ・ヘリテッジの会長、祖母はマーガレット王女の女官です。

イギリスのロンドンに3人姉妹の末っ子として生まれ育ったカーラ。

2011年にバーバリーのキャンペーンにモデルとして登場すると、その完璧なスタイルと立ち振る舞いが圧倒的な評価を呼び、その後、ディオール、マーク・ジェイコブス、イヴ・サン・ローラン、シャネル、ジバンシィ、フェンディ、ドルチェ&ガッバーナ、ステラ・マッカートニーなど数々の世界的ブランドのランウェイに登場して名声を高めていきました。

 

モデル・オブ・ザ・イヤーを2度受賞し、業界トップの存在に

2012年と2014年のブリティッシュ・ファッション・アワードでは最高賞であるモデル・オブ・ザ・イヤーを受賞。

愛らしさとセクシーさを兼ね備えた新進気鋭の女優を表現する「It Girl」の代表格として不動の地位をものにします。

モデル以外の活動にも幅を広げ、2012年に映画『アンナ・カレーニナ』で女優デビューすると、毎年のように継続的に映画に出演するように。

2015年にテイラー・スウィフトの「Bad Blood」のミュージックビデオに出演した際もトレンドをかっさらいました。

 

 

彼女のモットーは、「変人であることを受け入れる」。

4000万人のフォロワーを超えるインスタグラムでは常に自分らしさを全開で表現し、モデルでありながら変顔も厭いません。セクシャリティーやメンタルヘルスの苦悩についてもオープンに語ります。

 

自分がクールだと思ったことは、世間の常識や人目は気にせずにやりたいようにやる。

そんな彼女の物怖じせずに信念を貫く姿勢は、大勢の女性を勇気付けています。

 

一気にトップモデルとして世界中から注目を集めたことで、彼女のもとには良くも悪くも様々な声が寄せられるといいます。

しかし、自分は自分と人の意見には決して流されないカーラ。

彼女のような著名人でなくても、SNSなどで毎日他人の様々な意見を目にせざるを得ない今の世の中で、確固たる信念と価値観を持って人生を精一杯生きる彼女の姿は、私たちの一つのロールモデルになるのかもしれません。