いつまでも若いつもりでいて…
【エッジーナの名言】壇蜜「結婚願望は26歳の時に東池袋に捨ててきた」
結婚願望は26歳の時に東池袋に捨ててきた
ーー壇蜜
“Mitsu_Dan_(壇蜜)_at_Ministry_of_Environment_in_2017.jpg” by Japanese Ministry of the Environmen is licensed by CC BY 4.0
壇蜜(1980-)
日本のタレント・女優
日本で人気のグラビアモデル、タレント。2013年には連続テレビドラマの出演も果たし、女優としても活動中です。
経歴
壇蜜さんは1980年12月3日、秋田に生まれました。私立の学校に通うお嬢様でしたが、校則がとても厳しかった上、あまりクラスメイトとも馴染めない少女時代を送っていたそうです。
20代になると、仕事漬けの日々を送っていました。大学卒業後、調理師専門学校に通いつつ銀座でホステスをし、芸能事務所入った直後も大学病院の助手、葬儀場など、決してどれも楽ではない仕事を同時に掛け持ちする生活を数年間続けていたそうです。
芸能界にデビューしたのは2010年。とある週刊誌の一般公募グラビア企画でした。29歳と遅咲きでしたが、デビュー後は妖艶な外見と色気が漂う発言で話題を集め、2012年に「美しすぎる31歳」として大ブレイク。それ以来あっという間にバラエティ番組で引っ張りだこの人気タレントになりました。
結婚願望は26歳の時に東池袋に捨ててきた
実は壇蜜さんは2019年11月に漫画家の方とご結婚されました。38歳で結果的に結婚しましたが、まだ26歳だったにも関わらず、なぜこのような大胆な決断をしたのでしょうか。
仕事への「相当な準備と覚悟」
壇蜜さんはインタビューで以下のような発言をしています。
「結婚して家庭を持つ「普通」を諦めて、自分に正直でいようと決めたら、急に楽になった。私は自分を見せたい。ただそれだけ」
「人が独りで生きていくということは、やっぱりむずかしい。相当な準備と覚悟が必要な気がするのです」
一見すると壇蜜さんは29歳で芸能界デビューできたラッキーな女性で、自由気ままな発言や行動で芸能界という華やかな世界を渡り歩いているようにも見えます。しかし、実はそうではなく、厳しい寒さの秋田、厳しい校則の学校、厳しい職場など、無数の厳しい環境を乗り越えて培われた仕事へのストイックな姿勢と”自分を見せたい”という強い情熱の結果であったことがうかがえます。
◇「覚悟」と「諦め」
必ずしも仕事が最優先である必要はないですし、恋愛や結婚を一番にしてもいいわけですが、少なくとも何かを望めば、同時に諦めなければければいけないことや乗り越えなければいけない試練が必ずついてくることは間違いありません。壇蜜さんは”自分を見せたい”という、本当にやりたい仕事に気付いた時、その望みのために結婚して家庭を持つといった「普通」の幸せを潔く捨てることを決めたのでしょう。
誰しも「あれはしたい、これもしたい」とか、「あれはしたいけど、これはしたくない」とか思ってしまうものですが、そんな時は彼女のこの決意を思い出し、もうひと踏ん張りしてみるのもいいかもしれませんね。
参考)
壇蜜が明かす驚きの過去「お金がなくて男性にすがる時期もありました」(壇蜜)|現代ビジネス|講談社(1/4)