【エッジーナの処方箋】いい人=どうでもいい人!? 本当に必要とされる人になる方法

どこに行っても「いい人」と言われる。決して嫌われてはいない。でも、いい人とは言われても、ものすごく好かれているわけではないし、いい人とばかり言われることがどこか居心地が悪い……。そんな風に感じている女性は、今日からいい人をやめるための準備をはじめましょう。

今回は、いい人ではなく、周囲から本当に必要とされる人になるための方法をご紹介します。

〈目次〉

  1. いい人=どうでもいい人
  2. いい人をやめるべき理由
  3. いい人ではなく必要な人になる方法

 

1. いい人=どうでもいい人

周りにいる素敵だと思う女性を思い浮かべてみてください。気が強いけれど、仕事ができて姉御肌な先輩。ちゃっかりしているけれど、褒め上手で人たらしな後輩。そこまで美人ではないのに、妙な色気があってやたらとモテる友だち。彼女たちを評するとき、「いい人」という言葉が最初に出てくるでしょうか? きっと出てこないはずです。

そう、どこに行ってもいい人としか言われない場合は、「どうでもいい人」だと思われている可能性が高いです。別の言い方をすれば、都合のいい人だとも言えます。友だちに彼氏の写真を見せられた時、褒めようがなくて「優しそうだね」と言っておくあの感覚と一緒です。

いい人は人から嫌われるようなことはしません。ただし、当たり障りのない言動しかしないため影が薄かったり、必要とはされにくい傾向があります。

 

2. いい人をやめるべき理由

いい人は一見褒め言葉のようで、実はマイナスの要素が強い言葉です。なぜいい人をやめるべきなのかをご説明します。

 

  • 人付き合いに気疲れするから

いい人は人から嫌われることをなによりも恐れています。嫌われないことを最優先にして人付き合いをするため、本当は嫌なことでも断れなかったり、人に気を遣い過ぎてしまうため、人付き合いに気疲れしやすいです。

 

  • 自分の意見がわからなくなるから

芸能人などを見ていても分かりますが、個性的で自分の主張をはっきり言うタイプの人には強烈な支持者がつく一方で、SNSなどが炎上しやすいです。いい人は嫌われないことが最優先なので、つねに相手の考えに賛同し、反論することがありません。ですが、周囲に合わせてばかりいると次第に自分の考えがわからなくなり、意見が言えなくなってしまいます。

 

  • 空気のような存在になってしまうから

いい人は、でしゃばったり、不快に思われるような言動を徹底的に避けます。その結果、人畜無害ではあるものの、空気のような存在になりやすいです。

 

3. いい人ではなく必要な人になる方法

  • 自発的に人と関わっていく

嫌われないことばかり考えていると、目の前の相手が「自分をどう思っているのか」ということに意識が向いてしまいます。その結果、自分のことばかり考えてしまい、相手に興味が持てなくなっていきます。逆の立場から考えてみれば、そんな人とは関わりたくないですよね?

また、嫌われないことを最優先にしていると、自分に興味を持ってくれた人としか関係を築けなくなります。そうではなく、自分が相手を好きかどうかを最優先に考え、関わりたいと思った相手とは自分から関わり、関係を構築していってください。受け身な姿勢がなくなれば、嫌われることが前よりも怖くなくなっていることに気づくはずです。

 

  • 実力をつける

いい人は職場で自分の意見がなかなか言えません。ですが、自分の意見を出さず、ただ上司やクライアントから言われたことを言われた通りにやっているだけでは、あなたがその仕事をする意味がありません。また、今後はAIに仕事が乗っ取られる可能性が高いでしょう。

自分がその仕事をする意味を見出すためにも、意見は意識的に口に出していきましょう。同時に、仕事に対して人一倍努力することも必要です。周りから一目置かれるくらいの実力がつけば、意見を発信できるポジションにつくことができるでしょう

  • コミュニティに貢献する

どこのコミュニティでも空気のような存在だと感じる場合は、コミュニティに所属してはいるものの、お客さん意識が強い傾向があります。誰かが何かをしてくれるのを待つのではなく、自分から企画したり、参加者を募ったりするなど貢献意識を強く持ちましょう。コミュニティへの貢献度が高くなれば、空気のような存在になることはありません。

 

以上、いい人ではなく、必要とされる人になるための方法をご紹介しました。いい人をやめるとは、生き方の癖を変えることでもあります。どこでも「いい人」と言われてしまう女性は、一度自分の生き方を見つめてみてはいかがでしょうか。